2014.09.29 MON
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広報レポート<絆の力>

5回、斎藤佑選手
ヒーローインタビュー

‘背負っている’男が、大一番で見事やってのけました。8月14日マリーンズ戦以来の一軍マウンドに上がった斎藤佑選手が、5回をソロ本塁打の1失点でしのいでチームの2年ぶりクライマックシリーズ出場を決める今季2勝目をマーク。誕生日と重なった2012年6月6日以来の本拠地お立ち台で「やっぱりこの光景を見ることができて幸せです」とはにかみ、千両役者の本領を発揮しました。

CSクリンチナンバー1で迎えたマウンドを意気に感じてのピッチング。強打のライオンズ打線相手に軸として選択した球種は真っ直ぐでした。最速144キロのストレートで内角を攻め、「やるしかないという気持ちだけ。監督の起用に感謝していますし、今までやってきた中でも手応えのある内容でした」と納得の表情で振り返りました。

この日は引退を表明した金子誠選手のメモリアルイベントが開催されました。1年目から気にかけてもらい「最初の名護キャンプで、自分の考えていることを的確に指摘してもらって。すごい人だなと」。降板後はベンチで隣に座り、盗めるものは全て聞いておこうと質問攻め。「改めてフォーシームの真っ直ぐがお前の投球の基本なんだと。本当にその通りだと思いましたし、確認できて良かったです」と話します。

3位で臨むCSですが、今上位3チームで最も勢いに乗るファイターズだけに下克上の可能性は十分にあると言えます。打のヒーロー、谷口選手とともにお立ち台で金子誠選手のメモリアルタオルを広げた斎藤佑選手は「誠さんのためにも日本一になれるよう、少しでもチームに貢献したい」ときっぱり。ポストシーズンの登板機会をラストチャンスでものにし、有言実行の活躍が期待されます。

斎藤佑選手<5回 82球 打者19 安打2・本塁打1 三振4 四球2 失点・自責点1>

先発の斎藤佑選手

「初回のホームランが悔しいですね。全体的には真っ直ぐを軸にしたピッチングでいい投球が出来たと思います。いつ1軍にあがってもいいような準備はしていましたし、気持ちは常に切らさずにいましたので久々の登板も問題ありませんでした。」

栗山語録

栗山監督

Q.クライマックスシリーズへの進出が決まりました
「色んな事があった1年だった。自分の中では選手にもっと色々やらせたい部分はあったけど。考え方は変わらないけど、今からは頂点に立つために戦います」

Q.斎藤佑選手が札幌ドームで今シーズン初勝利をあげました
「今年がスタートラインになると佑樹には言ったけども、最低限やらなければいけない事ができた。今日は変な力みはなく佑樹のボールが投げられていたと思うしそれが約束した事だったので果たせてよかったね」

Q.ペナントレースは残り4試合になりました
「各自課題ははっきりしていると思う。勝負はこれからだけども、若い選手が成長するためにはしびれる試合を続けていかないといけないね」

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