2015.08.22 SAT
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広報レポート<逆転を信じること>

先発の斎藤投手
併殺をとる中島卓選手と田中賢選手

東京ドームに駆けつけた39,901人の観衆はゲームセットまで“逆転のファイターズ”を信じていたことでしょう。最近3試合の勝利は全て逆転勝ち。きょうも3回に先制を許しましたが、今のチームには逆転を呼び込む力があることを全員が信じていたはずです。しかし、現実は厳しく6回に1死満塁の好機を逃すなど、反撃の芽を摘まれる結果となりました。チーム6連勝と斎藤佑選手の今季初白星を惜しくも逃しました。

先発・斎藤佑選手は5回2/3を投げ失点5(自責点4)。初回に連打を浴び走者を三塁まで進めますが、後続・ブランコを右飛に打ち取り「0」で抑えました。3回に先制点を許しましたが、それ以降は自分のピッチングスタイルを貫き、6回2死まで走者を背負いながらも1失点で踏ん張りました。「2アウトからのフォアボールがもったいない」と振り返る斎藤佑選手は、悔しそうな表情で肩を落としました。大観衆の中で今季初白星を挙げたかった思いは本人が一番強かったはずです。

敗因は一つとは限りません。攻撃で攻め切れなかったことは言うまでもありませんが、きょうの反省材料として投手陣が与えた四球の数「8個」は敗因の一つとして挙げられるでしょう。チームが逆転する時は中継ぎ陣の踏ん張りが必ず必要になってきます。実力と結果が比例する厳しい世界ではありますが、一方がよくても歯車が合わなければ厳しい戦いとなるのが野球です。チームで戦っている以上は一人ひとりが戦力になってくることを忘れてはいけません。また明日から勝ち続けるためにも、チームの結束力を再度高めていきたいところです。

先発投手コメント

先発の斎藤投手

斎藤佑選手
<5回2/3 球数108 打者28 安打9 三振3 四球2 失点5 自責点4>

「最後のホームランの失点はいらなかったですね。相手ピッチャーもずっと投げていたので、もう少し粘って投げたかったです。悔しいですけど、きょうの反省を次回に活かしていくだけです」

栗山語録

栗山監督

Q.斎藤佑選手が6回途中で降板、勝ち星つかず

「あれだけ打たれながらきっちり要所は抑えられていたとは思う。3回先発してこのチームの中ではこうしていかなければいけないというものが見えたんじゃないかな。俺的にもあいつ的にも手ごたえはあったけれど、この時期は結果が全て。6回(ツーアウトから4失点)みたいな場面を抑えて勝ちきれてこそ『斎藤佑樹』」

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