2017.03.11 SAT
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広報レポート<“プロ1号”は特大逆転弾>

試合後ファンにボールを投げる森山選手
ヒットを放つ石井一選手

誰もその行方を疑うことがありませんでした。フルスイングから放たれた打球は、ライトスタンドに陣取った観客の上を通過していきました。「打った瞬間、本塁打だと思いました」。そう振り返ったのは森山選手。ダイヤモンドをゆっくりと一周し、ベンチに戻るとチームメートからの手荒い祝福を受けると、自然に笑みがこぼれました。1点を追う5回1死一、二塁。インコース寄り高めへのまっすぐにうまく対応して記録した“プロ初アーチ”でした。

キャンプ終盤から続々と外野手が戦線離脱する中、順調に試合出場を重ねてきた数少ない選手の一人です。しかし、プロの世界は甘くないということか、結果は決して満足いくようなものではありませんでした。この試合が始まるまで、20打数3安打で打率は.150。それでも、バットに当てるだけのような打撃にならず、“和製大砲”としての矜持を忘れることはありません。「いまはワンプレー、ワンプレーが野球人生の大事な経験」。自分の売り物は何なのか。長所を伸ばすことで、アピールを続けます。

この一発は、2月25日(土)のタイガース戦(名護)でレアード選手が記録して以来のチーム本塁打となりました。久々となる香川県内でのオープン戦で、内野スタンドはほぼ満員に埋まりました。特大弾を放ったルーキーの姿は、四国の野球ファンの目に、しっかりと焼きついたことでしょう。

先発投手コメント

先発のエスコバー投手

エスコバー投手
<4回 59球 打者14 安打1 三振2 四死球2 失点・自責1>

「結果に関しては、自分の中で安堵している。変化球でストライクを取れ、ボールをしっかり投げられたことは、今日は良かった。バックにもしっかり守ってもらい、助けられました。開幕まで2週間ある。そこまでに100%にもっていきたい。これからは(状態を上げるため)積極的に投げ込むことを心がけていきたい」

栗山語録

栗山監督

Q.接戦で同一リーグの楽天に勝利
「もちろん、これからはどの試合も大事になる。相手の先発した安楽投手の成長を昨年から感じていましたし、精度が上がっていると思った。オープン戦で対戦ができて良かった」

Q.ルーキー森山選手が5回にオープン戦1号3ラン
「いい感じでしたよね。ああいうホームランが森山の特長。素晴らしかったです」

Q.新加入の先発したエスコバー投手の評価は
「もう少し、様子を見ます」

Q.大谷選手がファームの教育リーグでの今季初実戦で1本塁打を含む2安打
「結果が出ないよりも、出た方がいい。だけど、あまり関係がないよね。何をしにあそこ(ファーム)へ行っているのか、本人は分かっているはず。(結果は)普通ですね。ただ今日は(6年前に東日本大震災があった)特別な日。翔平も高校生のころだったしね」

Q.大谷選手の今後の動向は
「まず1試合出たので明日の状態を確認してから、考えます」

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