2017.04.07 FRI
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広報レポート<先ずは守り抜くこと>

6回表、相手エラーに乗じて進塁する中田選手
6回表、2点タイムリーを放つ近藤選手

試合を追う展開を強いられましたが、粘り強さを感じるファイターズらしい戦いが垣間見えた試合でした。4点ビハインドの6回。1死から大谷選手が四球で出塁。1点の本塁打よりもチームを勢い付けさせる為に、大谷選手なりに選んだ四球とも考えられます。そして、続く中田、近藤、田中賢の3選手が連続安打を放ち、2点を返しました。2点差に迫った8回にも先頭の近藤選手が四球で出塁。9回には西川選手がフルカウントから中前打で出塁しました。大事になってくるのは先頭打者の出塁。得点にこそ結びつくことはありませんでしたが、形を作ったことはプラス材料になります。

一方、2015年7月28日以来となる一軍のマウンドに上がった上沢投手。序盤に点を許したものの、4回以降はゼロに抑えました。「序盤に失点されたことで、攻撃のリズムを作れなかった」。確かに前半戦は無得点に終わりましたが、4回以降の粘投がチームを勢い付けさせたことは間違いありません。2番手に上がった鍵谷投手もそうです。7回、8回を三者凡退に抑え完璧な投球を披露。5回以降は、オリックス打線に安打を許すことはありませんでした。投手陣の粘投から攻撃のリズムを作るファイターズらしい戦い方。長いシーズンを考えれば歯車が合わない試合は当然あります。しかし、粘って粘って戦うスタイルはファイターズらしさが戻ってきた証拠です。現状に我慢すること。そして、イメージと方向性が合致したとき、必然と白星も増えてくるはずです。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<6回 101球 打者26 安打4(本塁打1) 三振4 四球3 失点4 自責点3>

「一軍のマウンドに立てて感じるものはありました。6回まで投げられたことは良かったと思いますが、序盤に失点されたことで、攻撃のリズムも作れなかったのは反省点ですね。何とかチームが逆転できるように応援します」
*2015年7月28日、オリックス・バファローズ戦@ほっともっと神戸以来の一軍マウンド

栗山語録

Q.上沢投手が久しぶりの一軍マウンド
「苦しんできたから、いろんな思いがあったと思う。マウンドにいられる感謝みたいなものが伝わってきた。点は取られたけど、そういう姿が(6回の)打者に火をつけた。スタートとしては良かった」

Q.6回に集中打はあったが
「なんとかしようという思いはあった。いつもやれるようなことができないこともある。我慢してやり続けるしかない。いい方向にしていかないと」

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