2017.04.21 FRI
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広報レポート<相手ではなく自分との勝負>

堅実な守備をみせる石井一選手
三番手の武田久投手

試合前の練習後、栗山監督はファイターズファンのサインに応じ、「頑張ってください。応援しています」と沢山の声援が送られました。遡れば昨シーズン、4年ぶりにリーグ優勝を果たした2016年9月28日。その場所は西武プリンスドーム(現メットライフ)でした。先発した大谷投手が9回無失点1安打の完投。まだ記憶に新しい胴上げ。この記念の地で、5連敗という暗いトンネルを抜け、新しい風が吹くことが期待されましたが、思いは叶いませんでした。

今シーズン2度目の先発マウンドに上がった上沢投手。先頭打者・秋山選手に先頭弾を浴び、出鼻をくじかれました。以降も追加点を許し、4回途中で降板。「きょうに関しては良いところが何もなかったですね。バッターと戦う以前にストライクをいれることで精一杯でした」と猛省。前半戦から相手に主導権を握られ、流れを作ることができませんでした。

9回には高卒2年目の平沼選手が代打に送られました。初球から振りにいき、ファウル。2球目のスライダーもファウル。相手エース菊池投手に対し、初球から積極的に勝負していきました。左翼線ファウルゾーンに落ちるライナー性の当たりには、ベンチも盛り上がりました。最後の最後まで諦めず、仲間を応援する選手たち。負け込んでいる時こそ、声を出すことが大事になってきます。勝敗云々の前に、まず今のファイターズにできること。特効薬を求めるのではなく、先ずは「らしさ」を貫くことが、勝利への近道になるかもしれません。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<3回2/3 115球 打者22 安打6〈本塁打2〉 三振1 四球5 死球1 失点6 自責5>

「きょうに関しては良いところが何もなかったですね。バッターと戦う以前にストライクをいれることで精一杯でした。まともに(打者と)勝負できなかったことに反省したいです。次回の課題にしていきます」

栗山語録

栗山監督

Q.相手の菊池投手が良かった
「良いとか悪いとかじゃなくて、点を取れなかった。点を取れるような選手たちだと思っているから信じるだけ」

Q.上沢投手はコントロールに苦労した
「最後まで諦めずに探ろうとしていた。プロだから結果がすべてだけど、諦めずに何とかしようとする気持ちは伝わった」

Q.小刻みな失点
「まったく打たれないということはない。打たれることはあるんだけど、打たれ方を考えないといけない。うまくいけば勝つし、うまくいけてないからやられる」

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