2016/08/14 (日)
ファーム

ファーム富良野・苫小牧遠征は2連勝

北海道日本ハムファイターズは8月13日(土)は富良野市民野球場、14日(日)は苫小牧市とましんスタジアムに東京ヤクルトスワローズを迎えてイースタン・リーグ公式戦を開催しました。連日多くのファンの皆様にご来場いただき、その声援に応える懸命なプレーを繰り広げました。

ライトスタンド後方には夕張岳が伺え、球場の四方が美しい山々に囲まれた富良野市民野球場、13日(土)同市初めてのイースタン・リーグ公式戦には2,796名の方が集まりました。この試合先発のルーキー吉田侑樹投手は初回、連続安打を浴び一死一、三塁と立ち上がりランナーを背負いましたが連続三振でピンチを切り抜けます。その後は2つダブルプレーを奪うなどテンポのよいピッチングで自身最長タイとなる7回を投げきり被安打3、無失点と先発投手として見事なピッチングを道民の前で披露しました。一方打線は今季プロ初安打を記録した大嶋匠選手が4回中前適時打で先制、好調の打撃でアピールをすると、1-1の同点で迎えた延長10回には横尾俊建選手が敵失を誘いサヨナラ勝利。打った瞬間ベンチからは選手が飛び出し、殊勲打を放った横尾選手はびしょ濡れになりました。


球場グルメに大嶋選手も大満足


DJチャス。とカビーの名コンビも北海道上陸


先発の吉田投手は7回無失点の好投


決勝打の横尾選手は味方の手荒い祝福を受ける

翌14日(日)は大累進選手が「高校時代に練習をして懐かしい球場」と話す苫小牧市にあるとましんスタジアムでイースタン・リーグ公式戦を開催、3,026名の方がご来場いただきました。先発の武田勝投手は初回、自らの野選や打ち取った打球がベースに当たる不運な内野安打などで2点を許す立ち上がり。それでも徐々にらしいピッチングを取り戻し3回から6回まではスコアボードに0を並べました。すると打線は4回石川慎吾選手の左越え本塁打で2点を返すと、昨日決勝打を放った横尾選手が8回に逆転となる2点左越え本塁打で勝利に導きました。2月の春季キャンプでは同市の2016年応援大使を務める高梨裕稔投手が名物ホッキ貝の差し入れをいただき「今年は一念発起して頑張りたい」と宣言。その言葉通り1軍で見事な活躍を果たしています。この苫小牧をきっかけとして次に「一念発起」する選手はどの選手でしょうか。


3,000名を越える方にご来場いただきました


武田勝投手には一際大きな歓声が沸き上がります


本塁打でアピールした石川慎選手


平沼選手は初めての道内遠征、試合後にファンサービス

2016年のイースタン・リーグ公式戦北海道遠征は2戦2勝で幕を閉じました。富良野、苫小牧各地で熱い声援を受けた選手は1軍での活躍に向けて刺激になったに違いありません。田中幸雄ファーム監督も「多くの方に応援していただいているので、なんでもよいから勝ちたかった。2連勝して喜んでもらえたのはよかった」とその熱気を肌で感じた様子でした。チームは明日8月15日(月)に札幌市円山球場で北海道社会人・大学選抜チームと対戦し、鎌ケ谷へ戻ります。

ファーム一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. ファーム富良野・苫小牧遠征は2連勝