
小鳥のさえずりで目を覚ました。爽やかな朝。キャンプ初日にふさわしい快晴の空が、意気上がる選手たちの気持ちを更に鼓舞した。宿舎から球場まではバス送迎があるが、多くの選手は徒歩でスタジアム入り。既に待ち構えていたマネージャーやトレーナーらと元気に挨拶を交わした。昨日のミーティングで梨田監督が、「基本的なことだが、挨拶はしっかりしよう。1日のスタートが、より素晴らしいものになる」と訓示したことを選手たちが忠実に守っているようだ。
初日から、早くも中田と陽に特守の指令が下った。ウオームアップ終了と同時に真喜志コーチがマンツーマンでグローブの使い方や捕球姿勢など、基本的なことから指導。「来季はこの二人に絶対出てきてもらわなければ」という梨田監督の意に沿ったメニューが組まれている。実際、右の長距離砲と、金子誠の後釜を育成することにファイターズの今後の浮沈がかかっているといえる。陽は、更にバント練習にも多くの時間を割き、新任の三木コーチのアドバイスにも真剣に耳をかたむけた。来季にかける思いが、練習姿勢の端々にあらわれている。
センターバックスクリーンのポールには、球団旗だけがはためいていた。もうチャンピオンフラッグは、ない。
9:45 アップ
10:05 キャッチボール
10:20~11:40 行程(打撃、走塁、守備)
ランチ後~個人練習 コンディショニング
「初日としては、まずまずの滑り出し。天気も良かったけど、もう少しこの暑さを春のキャンプにとっておけたらいいな(笑)。陽、中田は重点的にノックを受けさせたり、守備力の向上に力を注いでもらいたい。中田のフリーバッティングを見たが、2月のキャンプ時とは比べ物にならないほど、良くなっている。二人には、早出の特打ちや特守をやってくつもり。アーリーワーク?全球団が同じことし始めたら、面白くないでしょ(笑)。うちは、やるつもりはありません。」
ティー打撃する鶴岡選手 |
バント練習に余念がない陽選手 |
新任の三木コーチ。新たなスタートを切った |
水を飲んで一息入れる中田・鶴岡選手 |
バント指導する真喜志コーチ |