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チーム情報

2008年秋季キャンプレポート2008 CAMP REPORT

11月2日(日) キャンプレポート 曇り時々雨[気温24度]

沖縄の空のように

 曇り時々晴れのち小雨から本降り、のち晴れ・・忙しい沖縄空の変化に首脳陣も対応に追われた。ランチ前のロングティー最中に雨足が激しくなり、午後から予定されていた特打の中止が決定。しかしその直後、東の空からは強い陽射しが・・「こんなんじゃ、もう少し待てばよかったな」と梨田監督も苦笑いだったが、特打の分を補おうと糸井、鶴岡らが福良ヘッドらと共に自主打撃練習を開始した。数年前から「個々の自主性を大切にするような練習メニューを組む」という方針が徹底し、それに応えるように、言われずとも多くの選手たちが勝手に(良い意味で)動き出すようになった。

 自分で何をすべきか考えるのがいかに大切か、気づいた選手もいる。ファイターズの中では数少ないパワーピッチャーの部類に入る、菊地和正だ。4年前に入団した頃は、まだプロ野球選手としての自覚が芽生えていなかった。与えられたランニングメニューを惰性でこなしていた菊地に、中垣チーフトレーナーが一喝した。「意識もなくただやればいいという者は、今すぐここから出て行ってくれ」ふてくされるなら並の選手だが、菊地は違った。「すみません。もう一度最初からお願いします」といって、いちから走りなおしたのだという。以後、体力トレーニングの重要性や、正しい身体の動きを会得するよう努めることが、ピッチング向上そのものに結びついていると気づき(菊地談)、日々少しずつ自分が変化するのを実感したり、新たな発見をすることが楽しくなったそうだ。中垣チーフは、「意外に気づいてない人が多いけど、体つきだけを見ても菊地は見違えるほどたくましくなった」と語る。入団時からボールを受けている中嶋コーチ兼任も、「キャンプ参加者の中では、菊地のボールの勢いがずば抜けている」と飛躍への期待を込めた。

 菊地は、将来のクローザー候補の一人といっていいだろう。150キロにせまる直球と空振りのとれるフォークはその資質を十分にそなえている。雨が降ったり、曇ったり、時には晴れてまた曇って・・選手としての向上は、今日の沖縄の空のように一筋縄ではいかないものだ。しかし、成功と失敗、前進と後退を繰り返すことが成功への最大のカギであり、その経験こそがここ一番での力となるに違いない。1、2を争う練習の虫になった菊地もまた、アップダウンの日々に耐えていけるだけの精神力があると、周囲に証明し始めている。

本日の練習メニュー

 9:45 全体ウオームアップ
10:05 キャッチボール
10:20~11:40 行程(打撃、バント、走塁、守備)及びシート打撃(宮本、金森、豊島)
ロングティー
ランチ
個人練習(コーチ指示)
コンディショニング

フォトギャラリー

写真 01

朝のウオームアップは大事な練習の一部
(中央は菊地選手)

写真 02

来季は心身共に更なる成長を期待したい
今成選手(左)と市川選手

写真 03

バッティング練習前にティー打撃する中田選手

写真 04

いたるところに給水所をセッティングする
福島トレーナー(左)と吉部トレー ナー

写真 05

昨年より格段の成長を見せた、菊地投手

写真 05

的確な打撃指導を
福良ヘッドコーチから受ける稲田選手

写真 05

体力トレーニングに取り組む伊藤選手
(左は中垣トレーナー)

写真 05

肩の強化運動に取り組む八木選手

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