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チーム情報

2008年秋季キャンプレポート2008 CAMP REPORT

11月4日(火) キャンプレポート 曇り[気温23度]

意味あるキャンプ

 経験だけでは、乗り越えられないものがある。

 キャンプがスタートして、早くも1週間以上が過ぎた。変化の少ない日々のメニューをこなしていくことは、選手にとって決して容易ではない。しかし、課題を持って挑んでいる者には、むしろ時間はあっという間に過ぎていくだろう。

 打って、投げての動作には、意外と曖昧に説明されているものが多い。投手でいえば「腕を振る」とか、「ヒジを下げないで投げる」など。打撃でいけば、「軸足にしっかり体重を乗せて」とか、「腰をまわして打て」などがあてはまる。頻繁に使われる言葉だが、「そうしないためには、どういう動きが必要なのか」、もしくは「そうするためには、何を意識しなきゃならないか」を、教える側も教えられる側も深く理解しなければならない。理にかなったフォームで活躍をした人でも、それを感覚だけではなく的確に第三者に伝えるのは至難の業だ。実際、「腰をまわして打っている」人などいないのだから、具体性を欠いた取り組みはむしろ練習によって逆効果になることがあるともいえる。また、ただ漠然とヘビーウエイトで力をつけたところで、それが正しい動きによってなされる、もしくは動作の原理に則したトレーニングでなければ、弊害になる。

 人の動きなど、簡単に教えられるはずもない。つまり自分の経験だけに頼っていては、伝える側に限界が生じ、ただバットを振り、ボールを投げる毎日は伝えられる側にも多くの実りは望めない。何も考えずとも無意識に物理的、生物力学的に正しい動きが出来る選手は、誰かに育てられるのではなく、誰の手を借りずとも勝手に育っていく。しかし、それが出来ない選手がほとんどであるがゆえ、正しい方向へ導く現場システムを球団が持つことが、選手育成において最も大切なことだといえる。

 ファイターズには、それが出来る環境がある。まだ結果の出ていない選手の中で、体力トレーニングから正しい動作を身につけ、それを投球や打撃に生かそうとする選手たちが少しずつ増えてきた。誰が教えたとか、誰がその選手に関わったとか、そんなことはどうでもいい。選手の持てる能力を最大限に発揮させるシステムを発展させていくことが、唯一、大事なことだ。

 この秋のキャンプは成果があったと、誰もが思える内容にしたい。ファイターズを他の追随を許さない球団にするためには、他にはない視点を持ち続けたいものだ。

 午後5時をまわっても、まだ数名の選手が黙々とバットを振っている。

本日の練習メニュー

 9:45 全体ウオームアップ
10:05 キャッチボール
10:20 投内連係
10:40~12:00 行程(打撃、バント、走塁、ティーバッティング)
ロングティー
ランチ
個人練習(コーチ指示)
コンディショニング
特打・・・中田、陽、(飯山)、糸井、金子洋、工藤、鶴岡
特守・・・内野)中田、陽
     外野)市川、村田、鵜久森
     捕手)今成、渡部

フォトギャラリー

写真 01

激しい雨により、岸サブマネージャー(左端)
は、昨晩から球場整備に奔走した。

写真 02

練習前に談笑する
伊藤選手(左)と鵜久森選手

写真 03

今成選手(右)に指示を出す
中嶋コーチ兼任

写真 04

キャッチボールでは
キャッチャー役もつとめる宮西選手

写真 05

投内連系を引っ張る鶴岡選手

写真 06

ブルペンで投球する宮本投手

写真 07

厳しいランニングメニューの合間に
水を飲む坂元選手

写真 08

隣接する陸上競技場で
シャトルランを繰り返す糸数選手

写真 09

福田トレーナー(左)と話す松山選手

 
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