
ここ数日曇天が続いていた沖縄だが、今日は久しぶりに晴れ渡った。休前日というのは、いつも以上のパワーをもたらす。「明日は休みだ」と考えただけで表情も和らぐものだ。前回の休み前は、あまりにも疲れ果てた選手たちの体がチーム全体の活気に影響していたが、今回は違う。厳しい練習が続いても、秋季キャンプでの生活リズムに慣れてきた証拠だろう。遠くから聞こえる鶏の鳴き声。朝7時の朝食に始まり、規則正しい練習メニューに、決まった時間の夕食。翌日に備えて夜更かしする者もいない。近隣の繁華街は車で45分の名護だから、簡単に出歩くことすらできない。国頭は、秋季キャンプにうってつけの場所だ。
先日のことだ。近くに(!)お好み焼き屋があると聞きつけ、皆で気分転換に夕食をとりに行こうということになった。国頭村にはタクシーが1台しかない。希少価値の高いものだから、本当に必要としている人に譲ろうと(?)、店まで歩くことになった。
ホテルの人の話では、「車で5分、歩いても15分くらいですよ」ということだったので安心した。しかし、いざ歩き出してみると、いけどもいけども目印なるものが見えてこない。道を間違えたかと途中、小さな商店に寄り場所を聞きなおした。方向はあっている。結局、汗だくになりながら40分かかって目的地に到着した。
沖縄の長閑(のどか)な感覚にすっかりやられてしまった。しかし、道中、すれ違う人たちがみんな挨拶をしてくれる。都会では絶対にない、あたたかい触れ合いだ。軒先で近所の人々が集まって一杯やっている。笑顔でこちらに手を振ってくれた。お好みやき屋で食事を済ましたあと、行きで道を尋ねた商店に再び寄り、皆でアイスキャンデーを買って食べながらホテルまで歩いた。空には満点の星空。右に波の音、左に夏の虫の声が響く。気づけば、このちょっと長めの散歩が一番の気分転換になった。「いやー、何だか懐かしくていいですね」そんなことをみんなで言い合った。穏やかな気持ちになった。
秋季キャンプは、意外なところでもその意義を発揮しているかもしれない。国頭に来た甲斐があった。皆さんも是非、機会あれば国頭村にお越しください。
9:45 全体ウオームアップ
10:10~11:30 行程(打撃、バント、走塁、ティーバッティング)
ランチ
シートノック
シートバッティング
登板投手⇒糸数、植村、松山
個人練習(コーチ指示)
コンディショニング
特打・・・中田、陽、市川、村田、鵜久森、渡部
特守・・・内野)稲田、飯山、高口
外野)糸井、金子洋、工藤
捕手)今成、鶴岡
ウオームアップ前に |
稲田選手(左)の話に |
バッティングフォームを |
中田選手も真っ黒に日焼けした |
バッティングマシンの |
シート打撃の順番を待つ |
今キャンプ初めての |
笑顔で報道陣と語らう梨田監督 |