
二月風廻り(にんがちかじまーい)という沖縄の方言通り、名護湾から吹き寄せる冷たい風が選手たちの首をすくめさせます。一雨ごとに温かくなると言われているものの、雨続きの今キャンプは気温も低いまま。この日も球場に隣接するエアテント内でアップを行い、シートノックが省略されるなど制約の多い中でトレーニングに励みました。
選手はこうした状況下、どういう意識で練習に取り組んでいるのか。投内連係と重盗防止プレーを終えてロッカーに戻った高橋選手に聞いてみると、「温かいと身体が動く分、疲れがたまりやすい」「グラウンドが悪い反面、一つ一つのプレーを慎重に行えている」「少ないとはいえ、地方球場で雨が降った時の状況に備えることができる」と、いずれもプラス思考の返答がありました。
この日は国頭球場が使えず、1軍と入れ替わりで午後からファームが名護市営球場で練習を行いました。選手同士顔を合わせて少なからず互いに刺激を受け合ったことでしょう。雨の日だからこそ生じる副産物もある。あくまで前向きに、第1クールが無事終了しました。
○梨田語録
「ひちょりの腰の状態があまり良くなくて今日は別メニューになりましたが、明日は休日だし毎年あることだから遅いよりは早いうちに治してもらった方が良いよね。国頭でも雨でブルペンが使えず、(名護のブルペンで)ファームのピッチャーを見る機会がありました。木田、加藤武、土屋あたりが良かったと思います。一軍の投手と一緒に投げられたら張りも出るだろうし。木田は160球投げたの?あの年でほぼ毎日投げて、元気だね。第1クールは雨が多くて選手が体調を崩さないかと心配でしたが、何とかメニューはこなせたので良かったです。明日はゆっくり、のんびりします。」
練習前のなごやかなひと時 |
視察に訪れた立浪氏と |
投内連系 |
よっしゃ! |
おおっと |
守備練習に気合いの入る中田選手 |
ブルペンで力投するカーライル選手 |
第1クールを終えて手応えを語る梨田監督 |