
今キャンプ初実戦となる紅白戦開催に合わせ、ぐずつき気味だった名護に久しぶりの強い日差しが降り注ぎました。気温24度、絶好の日和にそれぞれ課題を持って取り組んできた成果が5イニング制と短いゲームの随所に表れました。
正捕手死守には打撃向上がテーマの鶴岡選手は白組の7番捕手で出場。2回に追撃の右犠飛を放つと、4回にもチャンスを広げる中前打を打ち、続く市川選手の決勝犠飛を呼び込みました。「周りの人が助言をくれて。応えていかなければ」。6日夜のファンの集い。抽選会の出番を待つステージ裏ではプレゼント予定のバットを使って稲葉、金子、田中といった面々が打撃指導する光景があったのです。
紅組3番手、ダース選手の登板を1月に自主トレをともにしたダルビッシュ選手が見つめていました。先頭打者にヒットを許したものの後続を力強さを増した速球を中心に打ち取り無失点。先輩から球離れが見やすいと指摘されたフォームの欠陥をきっちり修正し「ダルさんの見ている前でまずまずのピッチングができました」とほっとした様子でした。
チームワークのよさは随一と言われるファイターズ。救いの手を差し伸べられた選手が結果で恩返しする。そんなサイクルがあるからこそ全員野球が脈々と受け継がれていくのです。
○松家選手が好投
横浜から移籍の松家選手が白組の3番手として5回表に登板。紺田、高口両選手から空振り三振を奪うなど、打者3人を打ちとって'上々デビュー'を飾りました。「チームに知ってもらういい機会。とても緊張しました」。試合後は再びファームの国頭キャンプに戻りましたが、威力ある直球は鮮烈な印象を残したに違いありません。
○梨田語録
「(天候に恵まれ)まずは紅白戦を5イニングできたのがよかったです。風が強くて守備では判断ミスもあったけど、試合ができたことが何よりでした。(目についた選手は)ピッチャーでは松家、野手では関口ですね。松家はフォークとストレートを使っていいピッチングをしていたし、関口はセンターから右方向へうまく打ち返していました。(2安打した)加藤政は守備もいいし、打つ方でもよかった。競争の中に入ってくるでしょう。(中田は)まだ初日ですから、すぐには結果が出ないこともある。フリー打撃の感じはいいですし、これからでしょう。(初打席で本塁打した高橋について)ファーストミットが似合うようになってきましたね。フリー打撃で右を意識していたけど、それがそのまま出た感じ。貫禄が出てきましたね」
1回表
白組先発は吉川。
紅組は村田四球、岩舘中飛、糸井見逃し三振の後、高橋が右越え2ランを放ち先制。尾崎は右飛。
1回裏
紅組先発は矢貫。
白組は加藤政が中前打、陽が投ゴロ併殺、中田が右飛。
2回表
紅組は大野三ゴロ、紺田一ゴロ、飯山二飛。
2回裏
白組は小谷野三塁強襲安打、関口と今浪の連打で無死満塁。
鶴岡右犠飛と市川左前適時打で同点。今成一ゴロ、加藤政投ゴロ。
3回表
白組は2番手榊原が登板。
紅組は高口、村田が中飛、岩舘が一ゴロで無得点。
3回裏
紅組投手は矢貫に代わって須永。
白組は陽左前打(牽制死)、中田右飛、小谷野の代打杉谷が空振り三振。
4回表
紅組は糸井二ゴロ、高橋の代打大平が中前打、尾崎二飛、大野右飛。
4回裏
白組は関口が中堅フェンス直撃二塁打、今浪一直、鶴岡中前打の後、市川が勝ち越しの中犠飛。
今成は二飛。
5回表
白組3番手で松家が登板。
紺田空振り三振、飯山遊ゴロ、高口空振り三振。
5回裏
紅組は3番手ダース。
加藤政中前打の後、陽が空振り三振(加藤政盗塁死)、中田二飛。白組が3-2で勝利。
1週間ぶりの快晴! |
すっかり馴染んでいる新外国人の2人 |
ブルペンで投げ込むダルビッシュ選手 |
球場に訪れた名護市長と懇談する |
初回からいきなりホームランを放つ |
小谷野選手のバットも火を吹く |
好調の榊原選手 |
成果をバットでアピールする関口選手 |
1安打1打点を挙げる活躍を見せた |
真剣な表情で特打にのぞむ陽選手 |