
春季キャンプ開始から二度目の休日を経て始まった第3クールは強風の中始まりました。しかしながら選手たちは時折雲の間から射す強い日差しと、グランドの黒土で肌とユニフォームを真っ黒にしながら激しい練習に精を出しています。
この日から横浜ベイスターズから移籍してきた加藤武治選手と共に41歳の大ベテラン木田選手が1軍キャンプに合流しました。キャンプ開始前日の全体ミーティングでは新人選手と共に「早く一軍に上がれるように頑張ります」と挨拶して笑いを誘っていましたが、その目標が早くも?かなった形となりました。第1クールでは160球を投げ込んだ日もあった木田選手ですが、今日は64球と軽めの投球。しかしブルペン捕手ではなく、わざわざ1時間ほどメイン球場の練習がひと息つくのを待って鶴岡選手を相手に投げ込みました。投球後には「バランスと、全ての球種を確かめながら投げました。鶴岡君に投げるのも初めてだったので、その確認です。少しでもチームに貢献したいし、そのための準備をするだけです」と若い選手への模範となることが取り上げられがちですが、選手としてまだまだ活躍できるということをしっかりとアピールしてくれました。
メイン球場で行われたケース打撃では、稲葉選手、金子誠選手などが初めて投手の投げる生きたボールを相手にバッティングを行いました。稲葉選手は日頃から「生きたボールを一度も見ないで練習試合に入るのは辛いな」と話していただけに、13日、14日に行われるタイガースとの練習試合に参加するかどうかは未定ですが、これで実戦を行う準備は整いました。またこの日の特守では強い風を利用してキャッチャー陣がキャッチャーフライの捕球を練習。突風に煽られたボールを追って右往左往する場面も多少ありましたが、実戦を想定した練習を終え、満足そうな表情を見せていました。若手からベテランまで、ゆっくりとですが確実に開幕への準備は進んでいます。
○今日の一言
いつもは稲葉選手がライト方向へ、金子誠選手がレフト方向へロングティーを行うのですが、今日は稲葉選手のみがロングティーを敢行。ライトからふく強い向かい風を物ともせずに稲葉選手がホームランを連発しているのを見た金子誠選手が、「この風の中で俺が同じ練習やったら心が折れちゃうから今日はやらない」と言い、いつもより少し早めに球場を後にしました。
○梨田語録
「(1軍に合流してブルペン入りした木田は)良かったと思います。先発の谷間もいけるし、中継ぎもできるし、チーム状態の悪いときには頑張ってもらわないといけない。(武田久の投球練習では自らバッターボックスに立ち)立ってくれと言われたから。コントロールがいいんで、立ってても不安はなかったですよ。キレのいいボールが来てるんで安心しました。(ダルビッシュの投球練習に関しては)ちょうど疲れがピークの時期ですからね。ただ、いい球の割合は多かったし、彼らしいボールが何球もありました。(打者では)中田のバッティングが安定してきたし、大野もよくなってきたと思います」
今日1軍合流し木田選手と |
和気あいあいとした投手陣 |
アウトー! |
気合いの投球を見せる |
1軍に合流し早速ブルペンで |
バント練習をする加藤政選手 |
特打で快音を響かす金子誠選手 |
稲葉選手の特打 |