
相変わらずどんよりとした空模様が続いています。沖縄とは思えない肌寒さも相変わらずで、気温は最高でも11度しかありませんでした。それでも、雨が降らなかっただけで十分かもしれません。韓国プロ野球のSKワイバーンズを迎え、予定通り練習試合が行われました。
この日から1軍キャンプに合流した坪井選手が「6番・左翼」でスタメン出場し、第1打席で一塁に内野安打。左翼のレギュラーを狙う陽選手や中田選手、村田選手などの若手には負けらないと、元気なところをアピールしてくれました。そして、同じ外野の一角に、こちらはどっかりと座る主将・稲葉選手も結果を残してみせました。
指定席ともいえる「3番・右翼」でスタメン出場。1回2死に二塁への内野安打で出塁すると、3回には先頭打者で右前に抜けるきれいな安打を放ちました。前日の初出場から実戦モードに突入した稲葉選手ですが、準備段階から高い意識を持って練習に励んできたのは言うまでもありません。
「今年はね、すごくいいんだよね」。キャンプもちょうど中盤に差し掛かったころ、稲葉選手がそう話してくれたことがありました。秘密は手のひらにできるマメにありました。「スイングがぶれていないときは同じところにマメができる。少しでもバランスが崩れるとマメの位置も変わるんだ。ゴルフだって同じでしょ?今年はいいマメができてるよ」。実戦出場前から自分の状態が把握できる――。長くプレーを続けてきたベテランならでは感覚。この調子で開幕へ向けての調整を続けていきます。
この日で第4クールは終了し、19日は休養日となります。ファイターズの沖縄キャンプもいよいよ佳境に入ります。
○ダルビッシュ選手が実戦初登板
梨田監督から開幕投手に指名されているダルビッシュ選手が実戦初登板。1回は無失点に抑えましたが、2回には3四球2安打で3点を奪われました。しかし、結果にとらわれることなく、本人はいたって前向き。「気温も低いし、マウンドも思ったよりゆるかったので、いろいろなことを試すピッチングに変えました」。あくまでも照準はレギュラーシーズン。練習試合やオープン戦は調整の場と考え、3月20日(対福岡ソフトバンク、札幌ドーム)に向けて仕上げていくつもりです。
○梨田語録
「(季節外れの寒さで)選手は大変だったと思います。(当初は11イニングで行われる予定の試合が9イニングになった理由は)夕方になると急に冷えるし、故障があると困りますからね。(先発したダルビッシュ投手は)マウンドが軟らかくてリズムがつかめなかったみたいですね。でも、投げたということで順調。まったく心配はしてません。(中継ぎ投手陣は)ノースリーやノーツーが多くて、自分のピッチングができてない。もう少しストライクを先行してほしい。(2回1失点の土屋投手は)ボールが安定してますね。中継ぎでも使えると思いますよ。球持ちはいいし、一発は打たれたけど楽しみです」
SK 030 303 001=10
日 030 001 002= 6
(SK)バク、ガ、イ・ハンジン、ジョン、キム-イ・ゼウォン、ホ
(日)ダルビッシュ、八木、江尻、金森、土屋-大野、鶴岡
(HR)イ・ゼウォン、糸井
○糸井選手
[2回、左越3ランHR]
「打ったのは外に逃げていくボール。シュートかな。1打席目にやられてたんで、何とか修正しようと思って打席に立ちました。2打席目で結果が出て良かったです」
○ダルビッシュ選手
[2回、打者11人、安打3、四死球3、三振1、失点3、自責点3]
「試合前はいつもと変わらないようなピッチングをしようと思っていましたが、気温も低いし、マウンドも思ったよりゆるかったのでいろいろなことを試してみるピッチングに変えました。だいたい全ての球種を投げられたのは良かったですが、まっすぐもあまり走ってなかったし、抜けた真っすぐは打たれましたね。ここまで順調に来ているので、後2,3回の実戦で仕上げて行きたいです。」
先発したダルビッシュ選手 |
1軍に合流してすぐに結果を出す坪井選手 |
ホームランを打つ糸井選手 |
糸井選手の3ランで3人生還 |
ベテランの貫禄をみせる二岡選手 |
活躍した村田選手 |
安定した投球の土屋選手 |
試合終了後すぐに練習を再開する選手達 |
試合後に特打をする中田選手 |