2004/05/01(土)B☆B'sコラム

【#3】B・B命名秘話(3) ~「ブリスキー」じゃありません。「B・B」です!~

 せっかく12月上旬には名前が決まりかけたんですが、土壇場になって「やっぱりB・Bはどうか?」っていう声が一部社内で上がったんです。「『ブリスキー』だけでいいんじゃないの?」と…
 しかし、この意見には僕が強く反対しました。
 理由は2つ。
 「ブリスキー」では小さな子供や他球団のファンに覚えてもらえないのでは?という不安があったのと、せっかく公募したんだから、極力沢山の方の意見を取り入れた形にしたかった。

 “brisk”って単語からの命名は、確かにセンス的には素晴らしいと思いますよ。
 でも「ブリスキー」と「ビービー」では、どちらが覚えやすく呼びやすいかは一目瞭然ですよね?
 球場でお客さんが僕の名前を呼んでくれる時、サインを書く時…色々な場面でどんな名前が良いのか、僕は今までの経験から充分に分かっているつもりです。

 また、他球団のマスコットの名前を見ると、ほとんどがチームの愛称に関係ある名前になってますけど、前回も話した通り、ウチの場合「ファイターズ」にちなんだ名前はもう出尽くした感があるんですよ。
 だから、どうせチーム名と関係ない名前にするんだったら、覚えやすく呼びやすい名前にしたい。
 それから、あのイラストに対する色々な声は他の誰よりも僕がよく知っていたので(ここではあえて詳しくは述べませんが、あのイラストは僕が決めたモノじゃない、って事だけはハッキリと言っときます!・笑)、だからこそ名前ぐらいは多くの人が納得するものにしたかった。

 勿論、人の考え方は色々だから、100%の人が納得する名前なんてあり得ない。
 「B・B」だって「ヤフーBBじゃないんだから!」って批判が出るのぐらいは百も承知でしたよ(笑)。
 でも、商標という壁で他のめぼしい名前が使えない以上、これぐらいしか選択肢はありませんでした。
 「何でそんなにこだわるの?」とも聞かれたけど、僕にとってはこの先何年・十何年と付き合っていく名前だから、物凄く重要な問題だったんです。
 だからこの点では徹底的に譲らずに意見を主張して、最終的に「フルネーム:ブリスキー・ザ・ベアー、愛称:B・B」という形で何とか認めてもらいました。

 ですから、僕にとっては「B・B」という名前はそれなりの思い入れがあるんですよ。
 案の定、今では小さなお子さんをはじめ、沢山の皆さんが球場のスタンドから「ビービー!」って声を掛けてくれてます。
 ちなみに、商標の方は「B・B」と「ブリスキー・ザ・ベアー」のみで申請したので、厳密に言うと「ブリスキー」って呼び方はありません(笑)。
 いまだに球場で僕のこと「ブリスキー」って呼ぶ方がたまにいるんですけど、個人的には「B・B」って呼んでもらった方が嬉しいですね。

 こうして12月11日、やっと正式に名前が決まりました。
 ちなみに当初の予定では11月末に発表のハズでしたが、商標登録の調査に予想外に時間がかかったのと、発表会場の確保の都合、それと大賞を受賞された函館の宮田さんが航海士をされてるんですが、せっかくなら出席していただきたいという事で、宮田さんが陸に上がるタイミングを待って(笑)、発表がクリスマスイブまでズレ込んでしまったんです。
 色々勝手な憶測が流れたりしてましたけど、発表が遅れたのは単にこういう理由だったんですよ(笑)。

 これが、僕の名前決定までの真相です。
 フルネームと愛称、呼び方が2つあるのは紛らわしいので、僕的にはいつもは愛称の「B・B」で統一してもらって、フルネームの方は将来的に知る人ぞ知る「隠れた本名」みたいな形にでも出来れば面白いな、なんて思ってます。
 皆さん、これからも「B・B」をヨロシクお願いしますね!

 次回は、試合の日の僕の1日をご紹介したいと思います。お楽しみに!