2009/04/13(月)B☆B'sコラム

【#65】マスコット交流の傾向と対策・2009

 今年もシーズンが開幕しました!オープン戦も1ヶ月近くやってきたけど、やっぱり公式戦になると、緊張感も球場の盛り上がり具合も全然違いますねー。
 さて、開幕前後のバタバタが一段落して僕が今取り掛かっているのは、今年のマスコット交流のスケジュール組み。開幕早々気が早いと思われるかもしれないけど、今のうちからやっておかないとどうも落ち着かないんですよ。これからシーズンが進むにつれどんどん忙しくなる一方ですからね。ギリギリになってからバタバタするの、僕は嫌いなんで…。

 オフの間に試合日程が発表されると、僕は早速シーズン中のスケジュール作りを始めます。まずは当然ホームゲームありき。ここを最初に埋めていって、次にビジターの日程ですね。主に週末、各球場を訪問するのに一番良いスケジュールはどこかを探します。そして、その空いた部分に「212物語」のロケや幼稚園・保育園訪問の日程を入れていく…といった具合です。そのまた空いた日を使って212物語の映像編集をしたりするので、ここまででもう既にシーズン中のスケジュールはほぼ一杯になってしまいますね。かなり綿密に組んでいくので時間はかかるけど、こうやって1年のスケジュールを考えていく作業って、意外と楽しかったりするんですよ。
 マスコット交流は相手があっての事なので、自分なりのスケジュールを先方の球団と相談して調整していくのが、今やってる段階です。本音を言えば、他の11球団全てを毎年一度ずつ回るのが理想。ただ僕の場合、212物語のロケはどうしても夏の間に集中するし、シーズン中にも幼稚園訪問を何日か入れておきたいので、それも考えると(特に交流戦中)全ての球場に出向くのは現実的に考えて厳しい。だから、ここ数年ビジターは7~8球場の訪問に留まってますね。そのぐらいが、僕にとっては一番良いペースかもしれません。

 ところで――北海道のマスコットファンの皆さん、「なんだか去年は相手チームマスコットの来訪が少なかったな~」と感じませんでしたか?実はその通りで、去年はマスコット交流の成果(?)が今イチ芳しくなかったんですよね…。一昨年までは年に7球団くらいのマスコットが札幌ドームに来てくれてたのに、去年はわずか4球団。特に交流戦期間中、セ・リーグからのマスコット来訪は中日だけという寂しい結果でした。但しそれはウチに限らず、全体的にマスコット交流が若干縮小傾向にあるような気がするんですよね。セパ交流戦も今年で5年目。各球団の「情熱」的なものが、当初より落ち着いてきてしまったのか、それともこんなご時世なので、各球団とも経費削減に躍起なのか…理由はそんなところにあるとは思うんですが、このままではどんどん交流が減っていってしまいそうな気がして、ちょっと不安を感じてるんです。
 ビジターの遠征先を考える時、どこのチームを選ぶかの目安となるのは、まず「先方が北海道にも来てくれるかどうか」。以前も書いたけど、マスコット「交流」とは本来、お互いが行き来して初めて成り立つものです。一方通行はちょっと寂しい。
 ただ残念ながら、マスコット交流にあまり積極的とは言えない球団も、実際はあります。毎年来てもらえるようにお願いはしてるんですけど…、やっぱりずっと一方通行が続くと、いい加減どうしたものかと考えたりもしますよ。毎年こっちが無条件に行くものだと思われてしまうのも、北海道で相手チームのマスコットが来てくれるのをすごく楽しみにしているファンに対して申し訳が立たないですしね。
 一方で、だからと言って行くのをやめてしまうのも気が引ける。ビジターはビジターなりに、僕が年一回来るのを楽しみにしてくれてるファンの方々も少なくないんです。去年僕が行かなかったある球場の地元に住むファンの方から、「今年はB・Bは来てくれないんですか?」といった問合せや手紙もいくつか受け取りました。それは僕なりに理由があっての判断だったんだけど、そういった問合せを受けると「やっぱり行っておけばよかったんじゃないか…?」と、心苦しくもなります。
 全国各地いろんな球場には出掛けたいけど、相手も来てくれるところだけを選べば、行き先は毎年自ずと限られてしまう。たとえ交流相手が年々減少傾向でも、年7~8ヶ所のマスコット交流のペースは維持したい――そんなジレンマの中、僕は当面のビジター遠征の方針について考えた末、次のような結論に至りました。
 まず、双方向のマスコット交流が可能な所には当然行く事とします。それが毎年大体5球団ほどあるとして、残り6球団は先方が来る来ないにかかわらず、年2球団くらいずつ順繰りに回っていく――どうでしょうか?これなら年7ヶ所程度は行けるし、少なくとも3年に一度くらいは全ての球場に行ける事になります。
 取りあえず、僕はこんな感じでやっていこうと考えています。正式決定してからのお知らせにはなりますが、今年は初めて、もしくは久々にマスコット交流で訪れる球場も出てくると思いますよ。やっぱりいろんな球場に行った方が勉強にもなるし、刺激にもなるので、今から結構楽しみですね。

でもねー…本音を言えば、どの球団ももっと積極的にマスコット交流について考えてほしいんですよね。不況で経費削減はわかりますけど…一般の球団職員の出張費を切り詰めるのと、マスコットの遠征費を切り詰めるのとでは、その意味合いは違ってくると思うんです。何よりマスコットは、ファンの目に多く触れて訴えかける事の出来る存在ですからね。だからその辺は一緒くたにせず…今シーズンは、去年よりも1人でも多くのマスコットが交流で札幌ドームに訪れてくれるのを、首を長~くしてお待ちしております!