2013/01/16(水)B☆B'sコラム

【#84】新しい仲間

 皆さんお久し振りです!この「B・Bコラム」の存在、まだ覚えててくれましたか?(笑)今回は久々にコラムを更新させていただきます!…と言ってもしばらくぶりなんで、上手く書けるかどうかちょっと不安ですが…(^^;)。

 前回、コラムを更新したのは一昨年の3月。あの「3・11」の直前の頃でした。あれから様々な事が起こり、僕もまたいろんな事を感じながらこの2年間を過ごしてきました。沢山の人に「またコラム書いてよ」と声も掛けていただいてましたが、僕も前回のコラムの最後に書いた通り、「もし何かどうしても伝えたい事が出てきたら、また続きを書きたい」という気持ちはずっと持ち続けてたんです――あくまで「休筆」という認識で。そして、今回はその「伝えたい事」があって筆を取らせてもらいました。
 皆さんに伝えたい事――タイトルでもうお分かりかと思いますけど、僕の新しい仲間「ポリー」についてです。皆さんご存知の通り、昨年11月23日のファンフェスティバルで、ファイターズの新しいマスコットキャラクター、「ポリーポラリス」がデビューしました。ファンフェスの直前、サプライズ感演出の為に「B・Bからの重大発表!」なんて告知を出したせいで、ひょっとして僕が引退するんじゃないか…なんて心配(期待?)された方もいたみたいですが…すいませんでした!(^^;)

 デビューから9年間、僕はファイターズのマスコットとして実質的にずっと一人でやってきました。一人でやる最大のメリットは、「自由」ってところ。誰にも気兼ねなく、自分のやりたい事を表現出来る。一方デメリットは、体が一つだけってことですね(笑)。一人だけだと、対応出来るファンの数にどうしても限界がある。これまで僕は、休憩時間を減らして…と言うよりほとんど無くし、球場内を駆けずり回ってそこを何とか補ってきた。そうする事によって、一人でやるメリットを保っていたつもりです。
 しかし、状況は年々変わっていきます。ファイターズファンも随分と増えて、マスコットの認知度も以前と比べ物にならないほど高くなりました。パフォーマンスも毎年同じ事をやり続けていればやがて飽きられるし、マスコットからの情報発信も、新しい手段がどんどん登場してくる。何とか新しい事を…と知恵をしぼり出しながら年々やってきたけれど、一人だけではアイデアの引き出しにも限りがありますしね。――そんな中で、ここ1~2年、いや2~3年くらいかなぁ…僕も発展的な意味合いで「仲間」を増やすという選択肢もアリなんじゃないか、と思う事が多くなっていました。
 もちろん球団あってのマスコットですから、僕の個人(熊)的な希望がそう簡単に通る訳でもない。また以前もこのコラムで言った通り、ただ人数が増えればいいと言う訳ではなく、そこには「クオリティ」も伴わなければ増やす意味がない。そうやってなかなかタイミングも合わないまま時間だけが過ぎていきましたが、今年2013年はファイターズが北海道に来てからちょうど10年目。新マスコットの登場で10周年プロジェクトとの相乗効果を、という球団の思惑と上手く噛み合って、やっと実現の運びとなったんです。
 ただ、そうやって新マスコットプロジェクトが動き出したのが去年の4月初旬。公式戦開幕の直後です。細かな経緯はここには書きませんが、現在の形に落ち着くまで、シーズンの合間を縫ってそれはそれは何度も話し合いが重ねられ、いろんな試行錯誤がありました。当然僕もそこには参加させてもらいましたが、試合や遠征・ロケなど通常のスケジュールをこなしながら作業を進めていった昨シーズンは、かなり精神的にタフで孤独な戦いの日々でしたね。もちろん、その間もパフォーマンスやファンサービスについて、一切手抜きするつもりはありませんでしたから…。

 こうして、ポリーのデビューは決定しました。そこに行き着くまで紆余曲折はあったものの、結果論としては僕は満足しています。「満足」というより「安心した」と言った方がいいかな?(笑)もう既にファンフェスやイベント等でポリーに会った事のある方は少なくないと思いますが、人懐こくて明るい彼女の魅力は、皆さんにすぐ伝わったはず。僕にとっても予想以上に呼吸が合うし、いろんな相談も出来てこれから世界が広がる予感がする。まさに、これまで求めていた「分かち合える」仲間が出来た、という気持ちです。
 僕はだいぶ昔、このコラムで「#14 相方不要(?)論」というタイトルを書いた事があります。読んだ人の中には、その時の印象が強くて「B・Bは女の子の相方は作らない主義じゃなかったっけ?」って思ってた方もいるかもしれませんが、良かったらもう一度上記のコラムを読み返してみてください。カビーのデビューの時も「#28 弟」で改めて説明してますが、上記2つのコラムを書いた時と、僕の基本的な考え方は今でも変わってはいません。僕が言いたかったのは「相方を作らない」ではなく、「安易には作らない」ってこと。一番重要なのはクオリティです。前述の通り、僕らを取り巻く環境は当時とはだいぶ変わっていますし、結果的には他チームにもよくある男女マスコットのペアという形には落ち着きましたけど、そこに至るまでの経緯は決して安易ではなかった。
 今後も、もしそこに重大な必要性が生じて、きちんとクオリティを確保出来る環境が整ったならば、また新たなマスコットがファイターズに加わる可能性も否定はしません。それがいつになるかは現状では分からないし、全く確約も出来ませんけどね。ただその場合、少なくとも僕の意思では、安易に流行を追ったり他を真似たりするような事はしないつもりです。

 今は何よりもまず、せっかくポリーと2人体制になったのだから、そのメリットをどうやって最大限活かすかを考えなくちゃなりませんね。まだまだこれからポリーと話し合ってイメージを固めていく必要があるけど、今のところ僕自身の考えとしては、まず試合の時は基本的に球場内ではいつでも僕かポリー、必ずどちらかとファンがふれ合えるようにしていたい。グラウンドでの出番が迫っている時、せっかく待ってくれてる人達を振り切ってグラウンドに降りて行くのは毎回心が痛むものです。これからは僕が引っ込んだらポリーが出て来る、またはその逆っていうパターンを上手く組む事で、そんな状況も出来るだけ減らせる。B・Bシートも「B・B&ポリーシート」なり「マスコットシート」なりに名称を変えて、試合前半と後半に分かれてそれぞれが行けるようにしたいと考えています。パフォーマンスにしても、ポリーとの絡みは見てて楽しいものになるだろうし、彼女の得意分野であるダンスをもっと積極的に取り入れたり、互いのアイデアをぶつけ合う事によってきっと世界は広がる。「1+1」イコール必ずしも2ではなくて、やりようによっては3にも4にもなっていくものなんです。そうやって、まずは他のどの球団にも負けない「最強のコンビ」を作りたい。ポリーとならば、それが出来ると僕は信じています。その上でもし将来的に更に新しいキャラが加わったならば、次は他のどこにも負けない最強の「マスコットチーム」を築いていきたい――これが、これからの僕の夢ですね。
 ポリーは今シーズンから、全ての主催試合に登場してもらいます。僕的には、出来れば今年はお披露目の意味でも、僕がビジターに出る時には一緒に連れてきたいと思ってるんですが…ダメですかね?(^^;)まだポリーに会った事のない皆さんは、今オフは僕が登場するイベントにも基本的に同行してもらうんで、ぜひ一度会いに来てください。きっと一発で大好きになる事請け合いです!

 ――という訳で、久し振りのコラムは如何でしたか?僕はやっぱり久々だけあって、なかなか筆が進まず結構大変でしたが(苦笑)。次の更新は…また何か「伝えたいこと」が出来た時ですかね(笑)。…あ、そう言えば今年はまた札幌でオールスターがあったっけ…。なんか、ついこないだやったばかりのような気もするんですけど…(^^;)。あくまでも書く余裕があれば、の話ですんで、期待しすぎない程度に気長に待っててくださいね♪それではまた!