2017/02/08(水)2017春季キャンプ情報
1年前とは違う姿
2月8日(水)アリゾナキャンプレポート
「1年前とは違う姿」
右も左も分からないままチームメートの後をついていった1年前とは、表情も動きもまったく違うものになっていました。今季初めて行われた対外試合は、韓国・KTウィズとの一戦。その先発マウンドは2年目の上原投手に託されました。初回、先頭打者を遊ゴロに抑えると、そこからは連続三振で三者凡退に。2イニングを投げて1安打無失点。飛躍を目論む左腕が、幸先の良いスタートを切りました。
「まっすぐが良かった」と振り返るように、最速145キロのストレートが低めとコーナーにしっかりと制球されました。ストレート主体に追い込んで、最後は変化球で三振に取る。「今年やりたいと思っているピッチングができたと思う」と話すと、甘いマスクから笑みがこぼれました。ルーキーながら昨年はアリゾナキャンプメンバーに抜擢。ところが、帰国と同時にファーム帯同となったことが悔しかったようです。「今年は日本に帰っても一軍に残って、そのまま一軍で活躍したい」。勝手を知っているキャンプ地でのスタートは、本人にとってもプラスの材料に違いありません。
試合は攻撃陣が13安打を放ち、一方で投手陣の被安打は3。若い力のアピール合戦に栗山監督も思わず目を細めました。上原投手だけではなく、それぞれが1年前と違う姿を見せています。アリゾナ滞在は残り2日。一日一日を有意義に過ごします。
栗山語録
- Q.快勝したKTと今季初実戦の練習試合を終え
- 「今日は良かったです。安心してはいけないですけれど、こういうスタートが切られて良かった」
- Q.巨人から新加入の大田選手が2本の二塁打で2打点
- 「今日は何も言うことがない。(大田)泰示もそうだし、渡辺も、太田も、横尾もそうだけれど、本当の意味で若手が伸びてきている。明らかに若い選手がね。今日はいい1日でした」
- Q.ルーキー石井一選手は初打席で初安打
- 「試合に入った時の順応性の高さを見ることができた。いい感じです」
- Q.二塁手へ挑戦中の近藤選手が無難な守備
- 「普通です。僕のイメージの中では普通にできると思っている」
- Q.アリゾナ州メサのカブスのキャンプ施設を使用した
- 「(昨年)世界一になったチーム。通路にリスペクト90(ナインティ)って書いてあった。一塁までの90フィート(の全力疾走)を大切にするんだということ。ファイターズらしさを感じたよね」
練習試合@メサ(特別ルール)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
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0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | ||||||
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0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | 9 |
バッテリー
- 北海道日本ハム
- 上原、吉田、井口、田中豊、白村-清水、石川亮