Fビレッジの開発と異業種からの挑戦 Fビレッジの開発と異業種からの挑戦
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【はじめに】今回は、スポーツやエンタメだけではなく、地域づくりや未来に向かって挑戦し続けている2人に話を聞きました。彼らがどんな思いで挑むのか、未来をどう描いているのかをざっくばらんに語っています。

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profile

小林 兼のプロフィール写真

株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント

執行役員 開発本部 副本部長

小林 兼

プロ野球球団・北海道日本ハムファイターズが2023年に開業した「エスコンフィールドHOKKAIDO」並びに「北海道ボールパークFビレッジ」の開発・企画全般を担当。広大なエリア開発の旗振り役として観光地化とまちづくりを推進。野球経験はないが「世界がまだ見ぬボールパーク」「共同創造空間」のコンセプトに惹かれ2020年に中途入社。前職は三菱UFJ銀行に所属し、十数年間に及ぶ東南アジア駐在で事業基盤の拡大に従事。スポーツと北海道の魅力の掛け合わせで地方都市の価値形成に一石を投じる事を目指し北海道に戻ってきた。1980年北海道旭川市生まれ、北海道大学経済学部卒。

斎藤 佑樹のプロフィール写真

株式会社斎藤佑樹 代表取締役

斎藤 佑樹

早稲田実業3年の2006年にエースとして夏の甲子園に出場。決勝では駒大苫小牧のエース田中将大と熱投を繰り広げ、15回延長引き分け再試合の末、優勝を果たした。卒業後は早稲田大学に進学し、2010年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した。2021年10月に現役引退を発表。引退後は株式会社『斎藤佑樹』の代表取締役として「野球未来づくり」に関する活動を行っている。また、2025年にはFビレッジ内にある複合商業施設「SUNNY TERRACE」をオープンさせる。

01 チャレンジスピリットが
ファイターズらしい

―― 現在ファイターズが中途採用を行っているのですが、斎藤さんから見て、挑戦や中途採用を行っていることについてどう感じていますか?

対談写真A
斎藤 佑樹

「僕はとても興味がありますし、周りの方々もおそらく興味を持っていると思います。今回の採用を通して、ある意味すごく難しい挑戦を、気概を持って一緒に推し進めていただくパートナーが来てくれるのはすごく良いことですし、僕も一緒に仕事ができるのが楽しみです!」

小林 兼

「ありがとうございます。ファイターズというブランドは、先人の大変な努力のおかげで大きなブランドになっています。そして、働いている我々は、新しい施設を作り、新しい価値を常に生み出すということにチャレンジしています。若手からも驚くようなアイデアが出てきます。普通の会社では受け入れられなような突拍子もない提案もあり、もちろん跳ね返されることもありますが粘り強く再チャレンジしてくる。小さくまとまらず、入り口から出口までをしっかりと描き新たなエンターテイメントパートを作る本気の提案をし、それに対して組織が本気で受け止めるそういったチャレンジスピリットがファイターズらしいなと感じます。」

対談写真B
斎藤 佑樹

「働く方たちにとって、そもそも自分はどういうことをやりたいのかという意思が大切だと思いますが、どう思いますか。」

小林 兼

「自己実現と組織貢献のバランスが大切だと思います。自分のやりたいことをファイターズを通じて実現する気持ちと、組織に貢献しなければいけないという意識が必要ですかね。この2つの軸を両立させながら活躍する人が多いので、とにかく自分がやりたいことを自分なりに説明できるようにして入社してもらえると、非常にありがたいと思います。」