冬季の運動不足やそれによる体力低下が顕著な雪国・北海道。道内の子ども達がウィンタースポーツに取り組む機会・環境を提供し、その裾野を拡げていくことを目的に、2017年に創設したジュニアのウィンタースポーツ助成事業が、<ゆきのね奨楽金supported by JAバンク北海道>です。
清水宏保様(北海道帯広市出身・元スピードスケート選手・
現北海道千歳リハビリテーション学院客員教授/コメンテーター)
例えば、夏は野球、冬はウィンタースポーツをするこどもたちがいてもいいと思いますし、そうすることによって、体力向上・技術向上にも繋がると思います。そして、これだけの大都市にもかかわらず、札幌市出身のアスリートが少ないというのを僕も常々感じていました。なので、そういう環境作りの必要性を自分も感じていたので、それをファイターズが後押ししてくれるのが大きいと思います。今後はこのようなスポーツ同士の横の繋がりも重要ですね。
山田いずみ様(北海道札幌市出身・元女子ジャンプスキー選手・
現ジャンプ女子日本代表コーチ/高梨沙羅選手パーソナルコーチ)
この奨楽金の話を聞いた時、素直に嬉しかったです。私も5歳になるこどもがいますが、冬になると外に出たがらないので、このゆきのね奨楽金のような活動を通じて、一人でも多くのこどもたちのウィンタースポーツに触れる機会が増えれば良いなと思います。天候や自然に左右されるウィンタースポーツですが、それが魅力でもあるので、そういう部分をこどもたちにも体験して欲しいですし、だからこそ外に出て、自然の中でウィンタースポーツを楽しんで欲しいです。
※肩書きは2017年7月時点
対象団体 | 北海道に拠点を置くウィンタースポーツの競技・活動団体(個別の競技団体・ 協会・連盟・協議会など) |
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奨楽金の金額 | 1団体あたり上限30万円まで(総額200万円まで) |
北海道日本ハムファイターズ・稲葉篤紀SCO
昨今のこどもの運動不足・体力低下という問題に対しても、ウィンタースポーツに取り組むこどもの裾野を拡げていくことは大切なので、この「ゆきのね奨楽金」を活用してもらいたいと思います。また、現在、札幌市が冬季オリンピックの招致を検討していますが、この「ゆきのね奨楽金」を通じて、地元札幌でのオリンピックを目指すこどもが一人でも増えたり、未来のオリンピアンが生まれてくれたら嬉しいですね。ちなみに、僕も引退してからスキーを始めました。