一緒に創る、キーワードは「共同創造空間」

――ファンや一緒に働く人など、周囲を巻き込む力というのは。

BIGBOSSファンが投票で選ぶスタメンをオープン戦でやったじゃないですか。これは一緒になって野球を考えてもらうということ。チームがAクラスに入っていったらもっと面白くなりますよ、間違いなく。

――周囲からアイデアをもらうこともある。

BIGBOSSこれもオープン戦ですけど、上沢(直之)くん、近藤(健介)くんが監督をしたでしょ。それで渡邉(諒)くんをファーストで使った。あれは俺の頭になかったですよ。なるほど、って。しかも、うまいし(笑)。

――チームもみんなで創っていくものですね。Fビレッジも「共同創造空間」っていうキーワードだけにみんなと一緒に創っていくというのはありますよね。

前沢そうです。

――「共同創造空間」に込める思いは強いですね。

前沢チーム面でいえば、BIGBOSSが監督になって、稲葉(篤紀)さんがGM(ゼネラルマネジャー)で吉村(浩)さんがチーム統轄本部長と、我々が心配することは何もない。あとは我々事業サイドがチームの人たちに追いつき追い越せでどんどん高めあっていく関係性を更に築きたいそこが本当にポイントだと思う。

BIGBOSS人材はどんどん欲しいですね。「こういうことしたいけど、どうですか」っていう。で、俺のカンピューターでプラスするとか、さらに追い越していくとか。俺、面白い企画、好きなんですよ。テンション上がるし。

前沢ダグアウトのBIGBOSSの椅子、今検討しているじゃないですか。道内のブランドさんが相談にのってくれまして。そういうのが実現するのは僕たちも本当にうれしい。

BIGBOSS一緒にやるっていいのいいことだなって。

――まさに共同創造空間ですね。

BIGBOSSブルペンに代走の子たちが走れる土をちょっと用意しておいて欲しいと頼んでいるんです。芝しかないから。全然違うんですよ。でも、うちのチームだけね(笑)。

前沢ハンデでいうと、うちのチーム側だけ温泉を用意しています。

BIGBOSSこの球場は相手チームもテンションが上がりますよ、良すぎて。いいことですよ、これは。「エスコンフィールド行けるわ」って。

前沢BIGBOSSがそうやって言ってくれて本当にうれしいですよ。働いている人みんなそう思っています。

BIGBOSS今度、選手とスタッフさん、出来上がるまでの段階で見させようと思っているんです。これだけの人たちが俺たちのために、やってくれているんだ、って。全員で行きます。これは見せるべき。働いてくれているみんなもやる気出ると思うから。

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