2008.10.17 FRI
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■広報レポート <これから>

5回、ソロHRを放ちナインとハイタッチするスレッジ選手

 警戒していたライオンズの長打力を先発のグリンが封じ込められなかった。3回までに中島に2本のアーチを喫すると、4回にも後藤の3ランなどで被安打10の10失点。ボールになる変化球をきっちり見極められ、カウントを取りに行ったストレートを狙い打たれた。レギュラーシーズン終盤に調子を上げ、満を持して第2ステージの初戦を任せたものの情報戦に屈する形となってしまった。

 アウエーの洗礼というべきか、ファイターズの出はなをくじかれるようなハプニングが待っていた。県営大宮球場に着いたバスは係員の誘導がなく、球場まで乗り付けることができず結局は一般道の路上で止まる羽目に。プロ野球開催が少ない地方球場とはいえ、数百メートル余分に歩くことになって一同苦笑いを浮かべるしかなかった。

 ライオンズの三塁側で振られた小旗同様、ブルーな一日になりかけたが、中盤以降も諦めず少しずつ劣勢を盛り返した。2番手の坂元から多田野、宮西、夏場以後は不調だった武田久まで4人のリレーで追加点を与えなかった。打っても第1ステージから好調を維持している4番スレッジが涌井からクライマックスシリーズ2本目の本塁打を放つと、9回にも2者を還す左中間二塁打を見舞った。

 「明日以降につながると思う」と頼りになる助っ人はきっぱり。エース・ダルビッシュが挑む第2戦、一気に形勢逆転と行きたい。

■グリン投手 <3回0/3、 打者22、球数75、安打10、三振1、四球3、失点10、自責点10>

先発したグリン投手

「自分の持てる力をすべて出そうと全力でいきましたが、結果は望んでいたものではありませんでした。用意周到に今日の戦いに向けて準備をしてきたつもりですから、ライオンズ打線がそれを上回ったとしか言えません。完全に打たれました。もしこのシリーズで再び投げるチャンスがあるなら、今度こそ抑えてやるという気持ちです。」

■梨田語録

試合前に握手を交わす両監督

「先発グリンは登板間隔が空きすぎたのかな…強打西武打線とはいえ、あれだけ芯で捉えたれたり、逆球があったりと、制球も彼本来のものとは程遠かったですね…。スレッジに5回、待望の一発が出ましたが、如何せん反撃が遅すぎました!ただ5回以降は3-0!!計算上はこれで2連敗と同じになりましたが、シーズン同様苦しい状況に変わり有りませんが、ここからがファイターズ野球の本領発揮!!明日はダルビッシュ!!気分一新!!チーム一丸で巻き返しですね!!」

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