2009.05.10 SUN
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■広報レポート <賢介デー>

賢介の活躍にピンクビックハンドが揺れた
お立ち台でB.Bとガッツポーズの田中賢介選手

 試合前に田中賢選手は母の日と言うこともあり、「母親への感謝の気持ちを持って全力でプレーし、チームの勝利に貢献したいと思います」と球場のファンに挨拶をしました。自身のイメージカラーがピンクということもあり、ピンクリボン運動を積極的に応援している田中賢選手はこの日、「ピンクリボン in SAPPORO」実行委員会と財団法人北海道対がん協会のご協力を得、抽選で当選した50組100名のファンを試合に招待し、無料で乳がん検診を行いました。会場もピンク色の応援ボードでいっぱいになり、その期待にしっかり応え、自分の言葉をしっかり裏付けてくれました。

 初回に四球を選んで出塁すると犠打で二塁へ。すかさず三盗を試みると、キャッチャーの悪送球を誘い先制のホームを踏みました。2回にも2点適時打を放つと、7回にも無死1塁からリーグ最多となる11個目の盗塁を決め、稲葉選手の適時打で得点。2安打、2打点、2得点、2盗塁の素晴らしい活躍でした。ゴールデンウィーク9連戦中は結果を出せず、悔しい思いをしていましたが、この3連戦では6安打、6得点を記録し、「調子は徐々に上がってきています。この札幌でまた良い結果が出てよかったと思います」と嬉しそうに話してくれました。

 昨年はパ・リーグで唯一全イニング出場を果たし、打順は1番から3番までを自在にこなしましたが、今年は1番に固定。シーズン序盤に大量リードの場面で交代し、残念ながら2年連続全イニング出場はなくなりました。今期ここまでの打率は前年の活躍と比べると見劣りするものがありますが、四球を多く選んで高い出塁率保ち、しっかりと1番打者の重責を果たしています。「好きな打順でもありますし、やりがいもあります」と自信たっぷりです。オフをはさんだ次の3連戦は東北楽天との首位決戦。火曜日の夜6時。仙台Kスタ宮城のバッターボックスには田中賢選手が立っていることでしょう。

■武田勝投手 <6回 打者25、球数85、安打7、三振4、四死球2、失点1、自責点1>

4回のWプレーに手をたたく武田勝投手

「5回途中に爪が割れてしまい、チームの方に迷惑をかけてしまいました。1点しか取られませんでしたが、流れの悪いリズムで投げてしまいました。次回までにはしっかり修正していきます。まだ試合は終わっていないので、残りをしっかり応援します。」

■梨田語録

高橋選手にアドバイスする梨田監督

3連戦、本当にファンの皆さんの声援に後押しされたという感じで勝たせてもらいました。
勝はうまくゴロを打たせていたし、賢介の足もいいところで活かしてくれたね。特に7回のノーアウトからの盗塁は効いたよ。最近は打線がうまく繋がって次へ次へといい感じできているので、こういう形は勝ち負けに関係なく続けていきたいね。首位とかそういうことを意識するのではなく、ひとつひとつ大事に戦っていいきます。

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