2009.05.16 SAT
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■広報レポート <チーム力>

 ファイターズは今日もバファローズ相手に7-3で快勝し、3連勝。貯金を今季最大の10としました。大阪へ場所を移してからの2試合は、投打走がかみ合っての全員野球でファイターズらしい勝利を収めており、ヒーローを決めるのに頭を悩ませています。昨日の試合では8回を投げたダルビッシュ選手の予定でしたが、試合終了時に投球後のクールダウンを終えたばかりで間に合わず、先制の2点適時二塁打を放った小谷野選手になりました。

 今日の先制点は四球で出塁した田中賢選手が盗塁を決め、二つの犠打で得点。無安打での先制点でした。4-2とリードした8回には二死から糸井選手が四球で出塁するとすかさず二盗に成功。するとこれ以上追加点を与えられないバファローズは外野が前進守備を敷くと、それをあざ笑うかのように「前の打席で中途半端なスイングをしてしまったので、切り替えて思いっきり振っていこうと思っていました」と笑顔で話してくれた大野選手がレフトオーバーの適時二塁打を放ちました。先発藤井選手は「なさけないピッチングをしてしまいました」とは言うものの、勝利投手の権利を得て6回途中で降板。ここで登板した菊地投手が後続をぴしゃりと抑えました。

 スレッジ選手や糸井選手のソロホームランでも得点はしましたが、4番に座っている小谷野選手が無死2塁で確実に進塁打を打ち、森本選手が送りバントを決めるなどスモールベースボールもこなしています。ビジター球団室で試合を観戦したファイターズの柏原純一スカウトも「いやらしい点の取り方をするな~」とポロリ。ヒーロー田中賢選手も「自分の調子も上がってきていますが、何より全員がチームの勝利のために自分がやらなければいけないことがきっちり出来ている」とチーム全員の力を強調しました。一発もあれば足も絡め、送りバントや進塁打もきちんと決めて快勝したファイターズ。相手にとっては非常にやりにくい野球をしています。

■藤井投手 <5回1/3 打者23、球数100、安打4、三振3、四死球4、失点2、自責点2>

「菊地が後ろを打ち取ってくれたので、2失点に抑えることは出来ましたが、なさけない投球をしてしまいました。次回は頑張れるように調整しておきたいと思います。」

■梨田語録

「初回からノーヒットで得点できたのは大きかったね。賢介の脚が存分に生きた。効率の良い点の取り方で、ピッチャーも随分励まされただろう。糸井や賢介はじめ、好走塁はチームに活気をもたらすね。糸井は足首が治っただけではなく、鵜久森が刺激になっているんじゃないかな。投手陣で目立ったのは、菊地。流れが変わりそうなところをうまく食い止めてくれたね。」

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