2009.05.27 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
2
0
2
0
0
0
0
3
0
0
1
0
0
1
X
R
H
4
10
5
7

■広報レポート <まずは守備から>

 相模原球場ホームベース後ろの芝ははげているところが多く、目の荒い砂が撒いてあり、試合前の練習でノックバットを振る真喜志コーチのボールは何度もイレギュラーバウンドを繰り返していました。しかし悪条件は両チームとも同じ。試合はベイスターズが先行しながらもファイターズが同点に追いつき終盤を迎えるという白熱とした展開でしたが、8回主砲の一振りで勝ち越され、今季3度目の三連敗を喫しました。

 ファイターズ打線は高橋、糸井両選手が猛打賞を記録し、パ・リーグ首位打者の座は明け渡したものの、いまだに得点圏打率はリーグトップの金子誠選手が二つの長打で3打点を記録するなど、打線は依然好調です。しかし今日のファイターズ打線にはいつもの繋がりが見られず、大量得点に結びつきませんでした。金子誠選手はここまで打撃好調ながら日ごろから「数字はまったく気にならない」と言い切り、「強いチームは守備がしっかりしている」とまずは守備からの姿勢を崩していません。

 確かに今日の試合でファイターズは2失策を記録。二試合続けて2つ以上の失策をおかしたのは今シーズン初。整備の行き届いていない地方球場ということを差し引いても、覇権奪回を目標に掲げるチームに許されることではありません。記録には現れませんが、ファールグラウンドでの落球や、本塁でタッチアウトに出来たかもしれないボールを外野手がはじくこともありました。分業化が進んだ今日の野球ですが、全ての選手が行わなければいけないのが守備。チームの建て直しは何よりもまず「守備から」かもしれません。

■スウィーニー投手 <5回、打者23、球数91、安打6、三振6、四死球1、失点4、自責点3>

「初回マウンドに慣れるのにてこずったけど、2回以降は気になりませんでした。調子自体は悪くはありませんが、今シーズン一つのイニングで大量点を許すことが多いので、それをどのように防ぐかが今後の課題になると思います。」

■梨田語録

「スウィーニーは自分の失策で自分の首を絞めてしまいましたね。もったいなかった。イレギュラーバウンドの多い球場だったけれども、条件はどちらも同じ。ヒットは打ったけれども、打順の巡り会わせが悪かったね。7回の菊地がなかなか良かったので、継続させました。でも初回の3点は重かったですね。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート