2009.05.31 SUN
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■広報レポート <勝者のいないゲーム>

二日連続で、びっしり埋まったスタンド

 満員御礼のファンが集まった札幌ドームで今季最長、5時間6分の死闘を繰り広げましたが、勝者のいない寂しい結果となってしまいました。ファイターズの引き分けは今季初。2位ソフトバンクとの差は3ゲームで首位をキープしたとはいえ、最後まで応援してくれたファンに勝利をプレゼントできなかった選手たちの顔には悔しさがにじみ出ていました。

 先発武田勝選手は初回に3安打を許し2点を献上。その後という事もありますが2回裏終了後に厚澤投手コーチに先発武田勝選手の立ち上がりについて聞きに行くと、開口一番「今日の勝は悪いよ。。。腕が振れていないね」とぼそり。しかし2回以降も毎回走者を出しながらも徐々に調子を上げ、5回2/3を投げ3失点で降板。「腕が振れていない」のは本人も分かっていたようで、「次回は最初から腕を振って行きます」と言葉少なげでした。

 12回まで戦い、ファイターズ投手陣が三者凡退に抑えたのは1回だけ。17安打を許しながらも4点に抑えられたのは与えた四球を敬遠での一つに抑えたのが一つの要因でした。打線も11回、12回とサヨナラのチャンスを作りましたが、最後の約27メートルを進む事が出来ませんでした。「いつでも全力、最後まであきらめない」ファイターズを最後まであきらめずに全力で応援してくれたファンの方々に心よりお礼申し上げます。

■武田勝投手 <5回2/3、打者25、球数97、安打9、三振4、四死球0、失点3、自責点3>

先発の武田勝投手

「毎回走者を出してしまったことに表れるようにリズムが悪く、チームに迷惑をかけてしまいました。調子自体は悪くなかったので、次回の登板は初めからしっかり腕を振って行きたいと思います。」

■梨田語録

延長12回、引き分けゲームに選手を迎える梨田監督

「リードされて追いついて、そして追いつかれて。5時間以上戦って引き分けというのは良くやったといったらいいのか、勝つべきだったのか。。。試合を見ていてくれた人に判断はお任せします。勝(武田勝選手)はなんだかつかみどころのないピッチングでしたね。相手は17安打で4点。相手のミスにも助けられてこっちは9安打7死球で4点。お互い様だね。」

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