2009.09.03 THU
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■広報レポート <小休止>

 「キターッ!」の言葉と共に森本選手がマリンスタジアムのロッカーへ入ってきました。ベンチでも大声を張り上げ、うるさいぐらい活気のあるベンチが戻ってきました。左手甲に死球を受けて骨折してからわずかに4週間。「痛みはない」というものの、4週間試合から遠ざかっていたため、140キロのボールを打つ感覚を取り戻すには少し時間がかかりそうですが、守備、走塁の面でもチームにとって必要な選手の戦線復帰は明るい材料です。

 金森選手も今日一軍のマウンドへ帰ってきました。8月11日に昇格した後中継ぎ投手として好投していましたが、旭川への移動日に発熱してチームを離れ、そのまま登録抹消となっていました。今日の登板では味方の失策がありながらも落ち着いて後続を抑え、元気な姿を見せてくれました。森本選手も7回に代打で出場した後そのまま守備につき、「打つほうでは結果を出せず悔しかったですけど、ひとまず復帰できたことはうれしい」と話してくれました。

 6点ビハインドで迎えた9回裏、途中出場の今浪選手が結果的には三振してしまうものの、ファールで粘って完投目前の成瀬投手に12球を投げさせました。その間もファイターズベンチからは絶えず声援がかけられ、6点差で負けているチームには思えない明るさで、マリーンズベンチと比べてもどっちが勝っているのかがわからないほどでした。ホークスも勝ってマジックナンバーは25のままと小休止したファイターズですが、ファイターズらしい明るさがあれば大丈夫と思わせてくれた試合でした。

■多田野投手 <5回、打者27、球数100、安打8、四死球4、三振4、失点6、自責点6>

「自分でいろいろ考えていたことが良い方向へ行きませんでした。先発投手としての責任を果たせず、残念です。」

■梨田語録

「多田野の初回、1点はしょうがないとしても、2点目、3点目を取られたのは余計だったね。何とか5回まで行ってくれたし、最後のほうの投球は次に繋がる内容だったのはよかったね。打つほうでは良い当たりもあったんだけど、相手の好守備もあって得点できなかったね。9回の今浪の粘りも評価できる。今のチームにはああいった(粘りの打撃)は必要だね。」

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