2009.09.05 SAT
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■広報レポート <もう一人、もう一歩>

 昨日は7回に打線が爆発して一挙6点を奪ったファイターズですが、今日は0-2で迎えた3回に打線が爆発しました。田中賢選手の適時三塁打でまず1点を奪うと、稲葉選手の全力疾走が野手の失策を誘い同点。さらに高橋選手の適時二塁打で逆転に成功すると、最後はスレッジ選手が二日連続となる3点本塁打を放ち6-2と試合を一気にひっくり返しました。

 何点リードがあろうと決して淡白になることのないファイターズ打線は5回にも一死満塁のチャンスを作ると鶴岡選手がスリーバントスクイズを成功させました。6回にも二本の適時打、8回には稲葉選手の15号ソロホームランで小刻みに追加点を挙げたファイターズが10-3で快勝、マジックナンバーを23に減らしました。稲葉選手はこのところ打撃の調子を落としており、久しぶりに良い当たりでの本塁打を放ち「監督、コーチにアドバイスを頂き打つことが出来ました」と安堵の声を漏らしました。

 初回に2点を失った先発武田勝選手は野手から大量リードをもらうと落ち着きを取り戻し、9回にソロ本塁打を許しましたが完投で7勝目を挙げ、「リリーフ陣に助けられっぱなしだったので、今日は休みを上げられてほっとしています」と嬉しそうに話しました。さらに試合終了後建山選手に長女が誕生したとうれしい知らせが入ってきました。ブルペンをまとめるベテラン投手は「シーズンが佳境に入って苦しいときにこのような喜びを得て、ますます頑張ろうという気持ちになれました」と喜びを噛み締めていました。ファイターズは家族がまた一人増え、さらなる応援を背にもう一歩ゴールへ近づきました。

■武田勝投手 <9回、打者36、球数120、安打8(本塁打2)、三振5、四死球1、失点3、自責点3>

「立ち上がりが良くなかったので完投できるとは自分でも思っていませんでした。ブルペンには助けてもらってばかりいたので、今日は休みをあげられて良かったです。」

■梨田語録

「スレッジのホームランは大きかったね。鶴岡のスクイズ?何としても欲しい1点だった。大量点のあとの得点はゲームを左右するからね。それにしても鶴岡はよくバントしたね。バットの芯に当ったのは、あのバントだけじゃないか(笑)。勝(武田勝)もよく投げたね。完投してくれたのはチームにも大きな助けになる。最初と最後を、ホームランで締めたけどね(笑)」

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