2009.09.13 SUN
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■広報レポート <エースからのメッセージ>

ヒーローインタビューに答えるダルビッシュ選手
フィールドシートのファンとタッチするダルビッシュ選手

 9カード連続勝ち越しているときも、シーズン最多タイとなる6連敗中も、選手たちは誰も同じ事を言い続けました。「一人ひとりが自分に出来ることをしっかりやる」。連敗を止めるべくマウンドに上がったダルビッシュ選手は自分に出来る事、先発のマウンドに上がり相手打線を抑える事をしっかりとこなし、チームを勝利に導いてくれました。

 優勝マジックが点灯したものの、9月に入ってから昨日までの6連敗を含む3勝8敗と苦しんでいたファイターズ。連敗の流れを変えようと疲れた体に鞭を打って特打を敢行した選手もいれば、試合後ケージにこもってバットを振り続けた選手もいました。約3週間ぶりに登板したダルビッシュ選手はそんなチームにメッセージを送っていました。まず登場曲を2年前優勝していたときの曲に変えました。「みんなに”おっ”と思ってくれればいいかな」と考えて変えたと話してくれましたが、優勝した時の事を思いだしてほしいからこそやったことでした。実際ベンチでその曲を聴き、「おっ、懐かしい」と口にした選手もいましたし、お立ち台に上がっても「去年の最後クライマックスで稲葉さんが三振を取られたときの悔しさを思い出せたら」とあえて口にしました。

 初回から好守備でダルビッシュ選手を盛り立て、ファイターズらしい野球で勝ち取った試合だけに、ダルビッシュ選手からのメッセージは伝わりました。最後に「(自分では)エースとは思っていないですけど(笑)、それでもみんなが力を合わせて自分たちの出来る事をしっかりやればマジックは0になると思います」と謙遜していましたが、札幌ドームを訪れた42,000人を超えるファン、監督、コーチ、そして選手全員、「いや、エースはダルだよ」と思っていたに違いありません。

■ダルビッシュ投手 <8回、打者29、球数104、安打6、四死球0、三振5、失点1、自責点1>

3年連続15勝のダルビッシュ選手

「今日はスライダーを少なくしてカーブとまっすぐを中心に投げようと決めていました。久しぶりの登板ですごく新鮮な気持ちで投げられましたし、初回からみんなすごく良い守備をしてくれました。全員野球での勝利だったと思います。」

■梨田語録

ダルビッシュ選手とタッチする梨田監督

「ダル(ダルビッシュ選手)が良い形で試合を作ってくれて、早い回に先制点が取れたし、投手を助ける良い守備も出来た。なかなか追加点が取れなかったけれども、1点差に詰め寄られたすぐ後に小谷野が1点取ってくれたのも良かったね。四万人を越えるファンの方の声援を力にしてプレーできました。明後日から(9連戦が始まりますが)1試合ずつ頑張ります。」

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