2009.09.15 TUE
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■広報レポート <約束していた勝利>

ヒーローインタビューに答える金子誠選手

 簡単に崩れるわけに行かないと自らを奮い立たせました。2回までに2点を失った先発の武田勝選手でしたが、4回以降は一人の走者も許さない完璧な内容で6回の逆転劇を呼び込みました。「きょうはある思いを持って投げましたので、素直によかったと思います」と昨季に並ぶ8勝目を挙げ、ほっとした表情を浮かべていました。

 中9日のマウンド。実はこの間、夫人の実家で飼っていた猫が感染症によりわずか1歳でこの世を去っていました。自宅でも真っ白い猫を飼っているだけにショックは大きかったそう。「何とかウイニングボールを届けたいと。その一心でした」と登板後に胸の内を明かしてくれました。

 このまま勢いづかせればイーグルスを優勝戦線に加えさせかねない大事な一戦でした。社会人時代の恩師、敵将の野村監督から今季4勝目と相性の良さを実証。踏ん張りどころとなる9連戦の初戦を哀悼の白星で飾り、チームも2連勝とV奪還への道のりを一気に加速させてくれそうです。

■武田勝投手 <7回、打者26、球数88、安打4、三振3、四死球1、失点2、自責2>

好投した武田勝投手

「立ち上がりから不安定で申し訳ないという思いでいっぱいでしたが、3回以降は気持ちを切り替えて投げることができました。(吉井、厚澤)両投手コーチから腕が触れていないと指摘してもらい、きっちり修正できたと思います。打線の援護によって7回まで投げることができたので、残りのイニングはベンチでしっかり応援します。」

■梨田語録

選手を迎える梨田監督

「勝(武田勝)はテンポよく点を取られて、テンポよく抑えてくれたね。2回の無死満塁の場面を1点で抑えてくれたのが大きかった。よく投げてくれました。6回にはツル(鶴岡選手)も粘って繋げてくれたからこそマック(金子誠選手)のボールも抜けてくれたね。1イニングに4点?最近記憶にないね。建山、久(武田久選手)もいい仕事をしてくれました。」

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