2009.09.25 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
0
8
0
7

■広報レポート <勝ちに等しい引き分け>

 首位攻防戦に恥じない素晴らしい試合が繰り広げられました。序盤から息詰まるような投手戦が続き、9回終了の時のスコアボードにはきれいに「0」が並びました。「意識して投球のテンポをいつもより早くした」という先発藤井選手はバックの堅い守りにも助けられ、何度も得点圏内に走者を出しましたが6回を投げきってわずか3安打無失点に抑える好投を見せてくれました。

 最初の山場は8回裏でした。1死2,3塁になり、敬遠満塁策を取るのに二人の投手を使うと、そこからは一人一殺で都合4人の投手を使いこのピンチを切り抜けました。手に汗握る攻防をレフトから見守っていた森本選手はベンチ裏に引き上げてくるなり「しびれる~!」とつぶやき、心からこの試合を楽しんでいるようでした。打線は延長に入ると毎回得点圏に走者を出しましたが後一本が出ず、投手陣は10回、11回を武田久選手が、最終12回は金森選手がホークス打線を抑え0-0の引き分けで試合を終えました。

 通常引き分けの場合試合終了後選手のハイタッチは行わないことが多いのですが、今日はそれが当然というように12回を零封した野手、投手共に互いをねぎらいながらグランドでハイタッチを繰り返しました。実際現在マジック対象であるイーグルスが敗れたため、マジックは二つ減って8になる、勝ちに等しい引き分けでした。勝利で連敗を止めることは出来ませんでしたが、球場を後にする選手たちの表情も少し明るく見えました。

■藤井投手 <6回、打者23、球数101、安打3、四死球3、三振2、失点0、自責点0>

「バックの良い守備に助けられ、テンポよく投球できたと思います。とにかく相手より先に点を取られたくなかったので、何とか粘ることができました。」

■梨田語録

「延長0-0の引き分けは初めてじゃないかな。記憶にないな。投手陣が本当によくがんばって0点に抑えてくれた。8回は1点取られても3点取られてもあまり変わらない場面だから、確立を考えてほとんど迷わず4人の投手をつぎ込みました。攝津、馬原にも2回ずつほおらしたのは大きいね。マジックが二つ減った?本当に。そこは気にしてなかったな。近鉄(監督)の時には投手10人使ったこともあったからね。それよりは二人少ない。両チームとも0点で終わったって言うのは不思議だね。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート