2009.09.27 SUN
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■広報レポート <追い風>

 二日続けての延長戦があった事を考慮して、試合前の練習がいつもより大幅に短縮されました。主力選手はケージでのバッティングも免除され、トスバッティングだけをこなしました。体を休めて試合に臨みましたが、これ以上負けられないホークス先発大隣選手の好投もあり、5安打2失点に抑えられ敗戦。首位攻防戦を勝ち越して終えることは出来ませんでした。

 F先発武田勝選手は序盤から緩急をつけた持ち味を十分に出して3回まで安定した投球を見せてくれましたが、4回、オーティズ選手に先制の二点本塁打を許してしまいました。6回にも2塁打で出塁したオーティズ選手が三盗を試みると自らの悪送球でホームに還してしまい3点目を失いました。ベンチ裏では「調子よかったんだけどな~」と自らの投球に悔しい思いを語ってくれましたが、「左打者に打たれるケースが多かったので、次回は抑えられるように頑張ります」と先を見据えた考えも話してくれました。

 指名打者で先発出場した中田選手は7回に中犠飛を放ちうれしいプロ入り初打点を挙げました。その打席では「最低でも犠牲フライを、後は次に繋がる打席にする事を考えていた」と言い、その言葉通り9回の打席でも右前に逆転のチャンスを広げる安打を放ちました。この3連戦を1勝1敗1分の五分で終えたファイターズ。エースを欠き故障者も多い中五分以上の戦いを見せてくれました。残り10試合でマジックは7。現在3位のイーグルスと2位ホークスは火曜日から直接対決4連戦が控えているため、多くの波を乗り越えてきたチームにようやく追い風が吹いてきました。

■武田勝投手 <7回、打者27、球数91、安打7(本塁打1)、四死球0、三振5、失点3、自責点2>

「調子は決して悪くありませんでしたが、オーティズ一人にやられた感じでした。左打者に打たれるケースが多かったので、次回には必ず打ち取れるように頑張ります。」

■梨田語録

「最後の4点目を取られたのがきつかったね。3点目は勝(武田勝選手)がチェンジアップの握りのまま(3塁に)投げたんじゃないかな。でも相手も走ろうと思ったのは隙があったから。中田の初打点は泳ぎながらも最低限の仕事はしてくれた。最後の打席も粘ってよく打ったね。立ち上がり無死1,2塁から先制出来なかったのもあって大隣に苦しめられました。残り試合ほとんど札幌で出来るし、後は故障者が還ってきてくれれば何よりですね。」

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