2009.09.30 WED
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■広報レポート <ノーヒットピッチングの舞台裏>

ヒーローインタビューに答える糸数選手
9回、同点となるランナーを本塁でブロックする鶴岡選手

 土俵際に追い詰められても粘り腰で跳ね返し、優勝へまた一歩前進しました。1点リードの9回、守護神・武田久選手が無死一、三塁のピンチを背負うも、Bs阿部選手の高いバウンドを金子誠選手が本塁好返球で同点を阻むと、背番号21が後続を断って2連勝。マジックを1つ減らし、歓喜の瞬間までM4となりました。

 流れをつくったのは先発・糸数選手の小気味よいピッチングに他なりません。どの球種も丁寧にコーナーに集め、7回2死まで無安打投球。本来ベンチも硬くなるはずが、稲田選手が「打たれろ、打たれろ」とささやき、坪井選手も「緊張するやないか」と声を掛けるファイターズらしさ。それがかえってリラックスを生み、糸数選手も「そのうち打たれるだろうし、打たれた後いかに締めるか」に全力を傾けたといいます。

 打線も3、5、7回と少ないチャンスを確実にものにし、武田久選手も最優秀救援のタイトルを確定させました。長いトンネルを抜け、本来の戦いを取り戻したファイターズ。ここまで来たら歩みを止めることなく、栄冠へまっしぐらに突き進みます。

■糸数投手 <7回、打者25、球数96、安打2、四死球2、三振4、失点1、自責点1>

7回を好投した糸数選手

「調子自体は一言で言えば全部普通でした。なのでどの球種も丁寧にツルさん(鶴岡選手)のミットめがけて腕を振ることだけを心がけました。野手の方々の好守備と、ツルさんの好リードに助けられ、このような良い結果を出すことが出来ました。」

■梨田語録

記者のインタビューに答える梨田監督

「最後はハラハラしたけど、久(武田久選手)なら切り抜けてくれると期待してました。糸数にも成長の跡が見えました。7回途中までノーヒットで、変え時に困るような良いピッチングでしたね。7回の稲葉のタイムリーがものすごく大きかった。同点になっていたかもしれないところだからね。マジックがまた一つへって4?毎日一試合ずつ戦うだけです。」

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