2010.03.21 SUN
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■広報レポート <完ぺきな初登板>

 黙々と、そして淡々と。武田勝選手らしさが存分に発揮されたマウンドでした。被安打は1回1死で浴びた右前への1本だけ。それ以降、直後の遊ゴロ併殺もあわせて一人の走者も出さず、ホークス打線を完全に封じ込めました。7回途中に中継ぎ陣にバトンを渡しましたが、6回2/3を1安打無失点。勝ち投手に等しい内容だったといえるでしょう。

「今シーズン初めての登板でしたが、すごくいい感じで投げることができました」

 プロ入り5年目で初めて開幕シリーズの先発に抜てきされた武田勝選手。試合前には周囲からも分かるほどの緊張感を発していました。ブルペンでの投球練習後、厚澤投手コーチはこう話してくれました。「入りすぎかもしれないくらい気合が入ってるよ。こういうときほどファーストアウトが重要。最初の打者でアウトが取れればリズムに乗っていけるんじゃないかな」。その言葉通りのピッチング。四球を出さないスタイルも健在で、内野ゴロの山を築き上げました。

 イニング途中での降板は本人にとっては不本意だったかもしれません。ただ、オープン戦では3試合に投げて11回2/3で8失点。雨で登板予定が変更になる不運があったとはいえ、結果を出せなかった自分がいることも理解しています。「もっと信頼されるようなピッチングができるようにならないと」。ダルビッシュ選手に続く先発ローテ2番手の座を勝ち取った左腕の挑戦は、これからも続きます。

■武田勝投手 <6回2/3、打者20、安打1、四死球0、三振2、失点0、自責点0>

先発した武田勝選手

「今シーズン初めての登板でしたが、すごくいい感じで投げることが出来ました。明日以降次回につなげられるような調整をしていきたいと思います。試合はまだ終わっていないので、しっかりと応援します。」

■梨田語録

「1点では逃げきれないだろうなとは思っていました。追加点が欲しかった。勝(武田勝選手)はオープン戦より内容的にも良かったし素晴らしいピッチングでした。7回途中で勝よりも安全かなと思って交代したんだけど。。。明日の先発ケッペルにも期待はしたいし、点を与えないにこしたことはないけど、それよりも何よりチームが勝つ事を一番に考えます。」

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