2012.07.06 FRI
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広報レポート <北海道の誇りをかけて>

1回に3点を先制する幸先のよいスタートを切りながら、3時間52分の戦いは9回規定により5-5の引き分けに終わりました。6月17日スワローズ戦以来、19日ぶりのホームゲーム。長期ロードを3勝8敗1分けと苦しんだ流れを本拠地で断ち切りたいところでしたが、同様に交流戦明けは勝ち星の上がらないホークスの粘りにあい、この日から始まった「北海道祭り」を白星で飾ることができませんでした。

 4回までに4点のリードを奪い、対ホークス初勝利が見えた斎藤佑選手が捕まったのは5回2死無走者から。2四死球に長短3安打を絡められ、一気に3点を失いました。コーナーを突いた球を松田選手には力で、内川選手には技術で外野に運ばれ「悪い球ではなかったと思います」と話した背番号18。しかし、結果的に5回で降板することになり「イニングを稼げなかったことは残念です」と唇をかみ締めていました。

 6月以降の25試合で先発投手が7回以上を投げたのはわずか6試合。そのしわ寄せは増井、宮西、森内の3投手が早くも30試合以上に登板していることにつながっており、この試合も終盤に失点するなどシーズンを折り返したばかりということを考えれば懸念材料といわざるを得ません。

 斎藤佑、ウルフ、吉川の3投手はチームより先に前日のうちに札幌へ戻る予定が、新千歳空港が濃霧により関西空港へ引き返すアクシデントに見舞われていました。当日チームとともに移動することになったとはいえ、打線が苦手としてきた山田投手を攻略しただけに悔やまれる結果です。北海道の魅力をドーム各所で紹介する「北海道祭り」。マウンドと三塁ファウルゾーンに北海道の地図を描いた中でプレーする誇りにかけて、「祭り」にふさわしいゲームセットの瞬間を迎えたいところです。

斎藤佑投手 <5回、球数81、打者24、安打9、三振4、四死球2、失点3、自責点3>

「序盤は自分のピッチングに手ごたえを感じていました。5回2死から走者(明石選手)を気にしすぎて無駄な四球を与えてしまい、相手に流れを渡してしまったことが悔やまれます。」

栗山語録

「ああいう形で進んだから勝たなきゃいけないゲームだというところと、あれだけヒット打たれて負けなかったというところと、難しいゲームでした。斎藤は(5回に)ゲッツーを取ったあとどうなるのかを考えれば、配球とかも見直さないといけない。ただ、頑張りたかったですね。中継ぎは無理させてるから。不運なところもあるし。あの流れで喜んでもらえる形にならなくて申し訳ないです。選手は疲れていますけど、頑張っているんで、明日は喜んでもらえる形にしたいと思います。(自身の采配について)負けたから0点です……いや、負けてないんだよね。でも、勝てないと、そう思ってしまうよね」

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