2012.10.19 FRI
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広報レポート

 高く舞い上がった打球が遊撃手・飯山選手のグラブに収まると、スタンドから紙テープが投げ入れられました。ガッツポーズを作った武田久選手のもとにナインが集まって喜び合い、ベンチで見守った仲間たちが列を作って出迎えました。「まさかの3連勝」と稲葉選手が表現するように、ファイナルステージで1試合も落とすことなく3年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。

 「1勝のアドバンテージというのは本当に大きい。それがあって初戦を取るといい緊張感で伸び伸びできる。全然違うと思う」。試合前に中田選手はそう話しました。第1戦の2安打で勢いに乗った4番は、この日も1回2死一塁で左翼フェンス直撃の先制適時二塁打。第1戦、第2戦で連発した糸井選手がMVPを受賞する活躍を見せた中、中田選手は6回にも安打を放って3試合で9打数4安打とチャンスメーク、ポイントゲッターの役割を果たしました。稲葉選手も1回の内野安打を皮切りに3安打を記録。「初戦で逆転勝ちできたのが大きかった。みんなで勝ち取った3連勝だった」と胸を張りました。

 投手陣の安定感も見逃せません。3試合で失ったのは4点だけ。先発3投手がきっちり試合を作り、増井、武田久両選手につないでいく。シーズンのタイトルホルダーとなった2人は3連投でそれぞれ全試合でホールドとセーブを記録。無失点に抑えきった守護神は、マニュライフ生命賞を受賞しています。

 公式戦終了後からのブランクなど関係なく、リーグ優勝の勢いをそのまま持ち込むことに成功しました。日本の頂点に昇り詰めるための挑戦権を獲得。6年ぶりの栄光まであと4勝です。

ウルフ投手 <6回1/3、球数86、打者22、安打3(本塁打1)、三振3、四死球0、失点1、自責点1>

「きょうはツーシームもカッターも良くて自分のピッチングができた。ショータ(大野選手)のリードもゲームプランも完ぺきだったし、いつも通りバックにも助けてもらった。特にマック(金子誠選手)にはたくさんアウトにしてもらったね。あとはチームの勝利を信じて応援します。」

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