2013.05.31 FRI
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広報レポート <不屈のエネルギー>

 交流戦後半のスタートは、競り合いに敗れて黒星発進となりました。2回に陽、西川選手の連続適時二塁打で4‐2と逆転しながら、直後の3回に先発のウルフ選手が同点2ランを被弾。7回に勝ち越しを許すと、相手の救援陣を攻め切れず、ドラゴンズ戦は白星なしの3敗目を喫しました。

 今年のセ・パ交流戦はパ・リーグ優位の戦いが続き、試合前まで交流戦の勝率5割のファイターズは他球団との差を詰め切れずにいます。試合前の囲み取材で栗山監督は「よそのことは全く気にしない。(通算の勝率)5割に戻すため、一つずつ大切に戦っていくだけ」ときっぱり。それゆえ、副鼻腔炎のため5月4日ライオンズ戦以来の登板となったウルフ選手に期待がかかりましたが、病み上がりで制球面に課題を残す結果に終わりました。

 この日のシートノックでは7月開催の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2013」で着用する限定ユニフォームをお披露目しました。シンボルカラーの「バーニングレッド」は、明治初期に開拓使船が北海道を目指すため目印にした北極星をモチーフに、北海道旗に描かれる七光星の色に由来しています。その赤は北海道民の不屈のエネルギーを意味しており、どんな苦境にも簡単に屈しないという思いが込められているのです。

 それを体言するように、2番に座る西川選手が9回に左腕・岩瀬選手から中前に弾き返して出塁。この日は1打席目から3連続二塁打を放ち、4安打の固め打ちを見せました。7回に本塁への好返球でリーグトップに並ぶ5つ目の補殺を決めた中田選手は、2回に本塁送球がわずかにそれて生還を許した悔しさを同じプレーで晴らしています。この日はファイターズを除くパ5球団が勝利。それでも「不屈」の闘志がある限り、この難局を乗り越えられるはずです。

ウルフ投手 <4回、球数61、打者20、安打8(本塁打1)、三振3、四球0、失点4、自責点4>

「久しぶりの登板だったけど違和感なく投げられたので、次はもっと長いイニングいけると思う。甘いボールが多かったのを次の登板までに修正していきたい。ブルペン陣には申し訳ないことをしたけど、この後はチームが勝つことを信じて応援します。」

栗山語録

Q.先制したものの勝ちきれませんでした
「本当に何が何でもという試合だった。申し訳ない、それだけです。勝たせてあげられなくて申し訳ないと。誰がどうの、というのではない」

Q.ウルフ選手は立ち上がりこそよかったですが
「球はそんなに悪く見えなかった。組み合わせとか、試合間隔が空いていたこともあったかもしれない。(次回は?)しっかりと投げてくれるでしょう」

Q.明日は大谷選手が先発します
「こういう形で翔平がマウンドに上がるのはプレッシャーかもしれないけど自分らしく投げてくれればいいと思います」

Q.稲葉選手の途中交代については
「ケガをさせちゃいけないので。明日は状態を見てですね」

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