2013.08.18 SUN
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広報レポート <大勝の翌日に>

 5点を追う最終回も一矢を報いるチャンスを作りました。しかし、途中出場の飯山選手が見逃し三振に倒れて万事休す。帯広で連勝を飾ることはできませんでした。前日は2ケタ得点で大勝しましたが、この日は9イニングで得点圏に走者を進められなかったのが2イニングだけと何度もチャンスを作ったものの、適時打が出ないまま。序盤の失点が尾を引いた形となりました。

 今季なかなか波に乗れない要因のひとつに、大量得点で勝った次の試合で勝てない、という現実が挙げられるでしょう。今季5度の2ケタ得点試合がありますが、次の試合は全敗中。2ケタ得点試合自体は少なくありませんが、そこから連勝できていないのはパ・リーグでもファイターズだけとなっています。2回に中田選手が帯広で通算5本目となる27号ソロを放ち、5回にはアブレイユ選手の犠飛で得点。それでも、得点圏に走者を置いて11打数1安打と得点につながる一本が飛び出しませんでした。

 心配なのは先発した吉川選手の調子が上がらないことでしょう。1回から3回まで1点ずつ奪われ、4回途中で降板。「吉川が良くならないとチームは上がっていかない」。エースとして期待する左腕が6月28日以降、「勝ち星」という良薬に恵まれていないだけに、栗山監督も頭を抱えるしかありません。

 今季の帯広開催は1勝1敗の五分、そして、道内での地方試合は7試合で4勝3敗という結果となりました。球場を後にするバスの中から、沿道で声援を送ってくれるファンの表情を選手たちは目に焼き付けました。旭川、帯広、函館と道内各地で熱い応援を見せてくれた方々のためにも、残り41試合、最後まで諦めず、全力で戦い続けます。

栗山語録

Q.吉川選手が毎回失点を重ね、早い回に降板しました
「悩んでしまっているように見えるよね。あれだけ走者を出し続けては何も残らない感じだったし、何か手を打たなければいけない。あいつがしっかりしないとチームは前に進まないので、間を空けた方がいいのか考えます」

Q.打線は初対戦のバリオス選手を崩せませんでした
「打線は打線で考えなければいけないけれど、今日の吉川の感じだと何点取れば勝てるイメージできない。そういう展開にしてしまった責任を感じます」

Q.大谷選手が1イニング無失点の内容でしたが
「来週先発してもらうのにどこかで準備が必要で、まあ二度とあることでもないと思うけれど、次の登板まで空くことは皆分かってくれると思っています。この展開でイニングを埋めてくれたことも大きい」

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