2013.08.27 TUE
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広報レポート <忘れてはいけない一日>

 弔いの白星を飾ることができませんでした。東映の大投手で日本ハム元監督の土橋正幸氏が逝去され、右袖に喪章をつけて臨んだ1戦。ライオンズ岸選手から小谷野、アブレイユ両選手が本塁打を放ち、2度リードを奪いながら7回に石井選手が逆転弾を浴びました。1点差を最後まで追いつけず、連勝が5で止まって4位浮上を逃しました。

 敗れたとはいえ、終盤へ大きな転機になりそうな一日になりました。前日出場選手登録を外れた稲葉選手は、コーチ専任という形でベンチ入り。試合前は近藤選手の早出練習に付き合い、身振りを交えて打撃指導すると、試合中は積極的に選手に声を掛けて「裏方」に徹しました。「自分の調子を上げる間に、指導者として力を貸してほしい」という栗山監督の意に沿って指揮官と選手の間に立ちました。

 嬉しい話題もありました。6月に左ひざの前十字靱帯付着部剥離骨折を負った西川選手が「1番一塁」で2カ月ぶりにスタメン復帰。「緊張なく立てました」と1回に初球をたたいて中前打で出塁し、守備も無難にこなしました。9回は榊原選手も今季初登板を果たし、三者凡退に抑えて今後頼もしい存在となりそうです。

 土橋氏は通算162勝、1562奪三振は今も破られない球団記録を残し世を去りました。その大投手は1962年の日本シリーズでシリーズタイ記録となる6試合登板を果たし、東映初の日本一を勝ち取りました。先人の偉大さを改めて知ったファイターズの面々は、残り34試合、最後の力を振り絞ってくれるはずです。 

栗山語録

Q.シーソーゲームとなりました
「勝たないといけなかったと思います」

Q.木佐貫選手が7回途中まで3失点
「よく粘ってくれたと思います」

Q.榊原選手が今季初登板でした
「バラのキレを考えたらまだまだなんだけど、ああいうところで投げられるピッチャーだから。まだ安心はしてないけど、前に進んだなと」

Q.西川選手を1番・一塁でスタメン起用しました
「ずっと言っているけど、みんなでいろんなところをやるしかないんで」

Q.アブレイユ選手が一時は逆転弾
「あれで逃げないといけない。申し訳ないというか…ダメですね」

Q.明日の試合に向けて
「結果がすべてなのでとにかく勝てるように頑張ります」

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