2013.09.04 WED
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広報レポート <史上最長試合の執念>

 アブレイユ選手が遊ゴロに倒れて試合終了。その瞬間にスコアボードに目を移せば、時計は12時を回っていました。試合時間6時間1分。延長12回制ではプロ野球史上最長となる激戦となりました。内容的にもまさに総力戦。ファイターズで出番がなかったのは乾選手と佐藤選手だけでした。

 6回に同点に追いつかれてから膠着状態となり、両チームともスコアボードに「0」が並びました。試合が動いたのは文字通り最終回となった延長12回。登板から2イニング目に入ったボールが浮き、2四球を与えた8人目の鍵谷選手が痛恨の3ランを被弾しました。しかし、それでもファイターズ打線が意気消沈することはありませんでした。最後の攻撃でも1死から鶴岡選手が左前打で出塁すると、2死一塁で大引選手と陽選手の連続安打で1点を返しました。出番を終えた選手たちは全員がベンチで見守り、必死に声を出し続けました。スタンドに残った多くのファンからの大声援も、しっかりと選手たちには届いたはず。最後まで絶対に諦めない――。この執念は必ず次のゲームにつながるはずだと信じます。

武田勝投手 <5回1/3、球数84、打者24、安打8(本塁打1)、三振4、四球1、失点5、自責点5>

「しっかり6回を投げ切ることができず、後に投げる投手に負担をかけてしまい申し訳なく思います。単打なら仕方ないと攻める気持ちを持って投げましたが、全体的にうまく打たれたなという印象です。先発投手が流れを作れず、こういう展開を招いてしまいましたが、まだ同点なので勝ち越せるようこの後はしっかり応援します」

栗山語録

Q.12回に鍵谷選手が3ランを浴びてしまいました
「最後打たれたことは別に。一生懸命投げてくれていたし、リードした時点であの点差がありながら勝ちに持っていけなかった責任を感じます」

Q.6時間を超える大接戦については
「いつも全員で野球をやっているわけだし。6時間どうのこうのは特に…。どうしても取らなければいけないゲームだったから」

Q.12回裏に追い上げを見せました
「あのまま終われないから、1点でも返せたのは意味がある。ただ、取らなければいけない試合だったんでね」

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