2014.04.23 WED
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広報レポート<勢いに乗る初勝利>

今季初アーチの大谷選手

満面に笑みを浮かべるというよりはホッとした表情を浮かべました。最終回を増井選手が締め、ルーキー・浦野選手が4試合目の登板(3試合目の先発)でプロ初勝利を挙げました。5回までに4本塁打の援護をもらって7点リードで迎えた6回。4連打で2点を失うと、打ち合いの様相を少しでも止めるべく、ベンチはブルペン陣に後を託しました。5回1/3で102球。それでも、強力なソフトバンク打線を相手に決定打を許さなかったところに、大学・社会人で修羅場をくぐり抜けてきた経験が活かされていました。

過去の3試合は、最初のイニングで失点を喫していました。しかし、この日はヒットを1本許したものの無失点スタートに成功。これが打線の援護を呼び込んだともいえるでしょう。「序盤にたくさん点を取ってくれた攻撃陣のみなさん、後を抑えてくれた中継ぎ陣のみなさんに感謝したい」。謙虚にそう振り返ります。社会人時代に都市対抗野球で戦った東京ドームで壁を越えてもらいたい、そんな思いで送り出した栗山監督の期待にも、しっかりと応えた形となりました。

外国人を含めれば、これでプロ初勝利を挙げたのは今シーズン4人目となります。“新戦力”がシーズン序盤に結果を出しているのは、これからの戦いにも期待が持てるでしょう。打線も5本塁打と空中戦を制し、勢いに乗れたはず。今回の遠征8試合で貯金を作ることはできませんでしたが、札幌ドームで一気に上昇の足がかりを作りたいところです。

浦野選手<5回1/3 102球 打者27 安打9 本塁打2 三振2 四球1 死球1 失点・自責点4>

先発の浦野選手

「ホームランを2本打たれたことが悔やまれますね。全体的に少し甘く入ったところを打たれてしまっているので、そこを修正していかないといけないですね。状態は良いので、今日の反省点を次のチャンスで活かせるよう準備をしていきます。」

栗山語録

栗山監督

Q.空中戦になりました
「この球場でホークスとやったらこうなる。攻めているつもりでも防戦になってしまうといけない。勝ちパターンのピッチャーでいくしかない。あの点差でも怖さがあるから。しっかり戦わないといけない」

Q.浦野選手が苦しみながらプロ初勝利
「簡単には行かせてくれないということ。でも、立ち上がりがうまくいって、ひとつ勝つと落ち着いていけると思う」

Q.大谷選手の今季初アーチで先制
「大きかったね。あんまり褒めたくはないけど、大きかった」

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