2014.04.29 TUE
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広報レポート<勝負を分けた“2死二塁”の攻防>

7回、ホームランを放った佐藤賢選手
8回、ヒットを放った西川選手

あと1本出ていれば…。ここで踏ん張っていれば…。そんな「たられば」は勝負事に禁物だとはいえ、終わってみればどうしてもそう思わざるを得ない一戦となってしまいました。2回2死二塁、5回2死一、二塁、そして8回2死一、二塁。3度あった得点圏に走者を置いた場面で1本が出ず、相手を追い詰めることができませんでした。得点は7回無死で飛び出した佐藤賢選手の3号ソロの1点のみに終わりました。

一方、投手陣は3回2死二塁、5回2死二塁で中前適時打を浴びて失点すると、8回にも1死二塁から左線二塁打で得点を許す状況に。3点差の敗戦は惜敗に見えても、指揮官が「点数的にはそうかもしれないけど、全然そうじゃない」と話したように、“一方的”に攻められたという感覚にとらわれても無理もない内容だったといえるでしょう。

打線は4試合連続で1得点と、元気のなさが浮き彫りになっています。先発陣も5試合連続で序盤3回までに失点を許し、なかなか主導権をチームにもたらすことができずにいます。投打の歯車が噛み合うまでの我慢を強いられる中、何かが起きるのをただ待っているだけではなく、何かを起こしてやるという気概を見せられるか。シーズン序盤の正念場を迎えています。

メンドーサ選手<7回1/3 114球 打者30 安打8 三振7 四球2 失点・自責点4>

先発のメンドーサ選手

「今日はチームの打線の援護がなかったということは関係なく、自分のピッチング内容が悪かったです。5回に打たれたのも、チェンジアップが高目に浮いてしまったところを捕らえられましたし、2アウト後の四球も失点への原因となりました。そういうところを今後の課題にしていきたいです。」

栗山語録

栗山監督

Q.あと一歩まで追い詰めました
「点数的にはそうかもしれないけど、全然そうじゃない」

Q.メンドーサ選手については
「序盤の3回というのは先発が試合を作るということ。中盤に入ればベンチが考えないといけないけど。3回もあそこだけボールが抜けたよね。できることはまだあると思う」

Q.武田久選手が復帰
「ボールを見れば久らしいボールはあった。点を取られちゃいけない場面ではあるけど、途中から投げるのは久しぶり。オレには悪く見えなかった」

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