2014.07.11 FRI
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広報レポート<立錐の余地のないスタンドを見上げて>

6回、HRを放った谷口選手
6回、逆転タイムリーを放った陽選手

中盤まで拮抗した試合は終盤の3イニングで一転、よもやの展開になりました。2-2の7回、先発の浦野選手がホークス打線の勢いに飲まれて3点を献上。後を受けたリリーフ陣も流れを止め切れず、終わってみれば10点差をつけられての大敗となりました。「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2014」の初戦に、今シーズン最多の41208人がスタンドを埋め尽くしましたが、6ゲーム差で追う2位ホークスと5月7日以来の対戦は思わぬ結果に終わってしまいました。

この日はクローザーを務めるクロッタ選手に、谷元選手がベンチ入り登録から外れました。前日まで登板が続いていた両右腕を欠き、いつものブルペン勝負に持ち込めないことは始めから折り込み済み。少しでも長いイニングを放ってほしいというベンチの思惑を感じていただけに、浦野選手は「(6回に)追いついてもらって…。申し訳ないとしか言えないです」と消え入るような声で話すのがやっとでした。

札幌ドームが最大収容人数で埋まるのは、2012年9月16日のホークス戦以来、2シーズンぶり。4万人を超えると無類の強さを発揮したのは2006年、しかし2010年以降(ポストシーズンを含む)は6勝16敗1分と勝率は急落しており、プロ初本塁打を放った谷口選手も「こういう(満員の)日こそ、しっかりものにしなければ」と悔しさをにじませていました。
明日、明後日もチケットは立見席を含めて完売しています。シリーズタイトルのごとく、選手が愛する北海道への思いを表現できるのはプレーのみ。満員という選手冥利に尽きる環境で全力で勝利をつかみにいくことが、この上ない返礼になるはずです。

浦野選手<6回1/3 打者28 安打9 三振3 四死球2 失点5 自責4>

先発の浦野選手

「申し訳ない、という言葉しかありません。7回、先頭に出塁を許してしまい、ピンチで甘くなってしまいました」

栗山語録

栗山監督

Q.浦野選手が7回途中5失点
「(2失点の)4回は不運な当たりもあった。急だったけどよく投げてくれた。追いついた後はちょっとあれだったけど、よく頑張ったと思う。ホークス相手に6回まで試合を作るというのは大変。評価してあげたい」

Q.谷口選手がプロ初本塁打
「初めてだったの?いろいろ工夫して一生懸命やっている。良かったよね」

Q.きょうは大敗。明日に向けて
「これだけのファンの方々に入ってもらったのに、こんな試合にしてしまって申し訳ない。それしかない。2度とこういう試合にしないようにと思うしかない」

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