2014.07.13 SUN
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広報レポート<華麗なる舞い>

1回、ファインプレーの陽選手
本日のヒーロー、中村勝選手・近藤選手・陽選手

上がり慣れたお立ち台から4万人で膨れ上がったスタンドを見上げ、陽選手は「ただいま」と挨拶しました。1回に見せた超美技に、先制犠飛、2ランという暴れっぷり。札幌ドームで初となる3試合すべて満員御礼の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2014」を振り返り、「ドームでライブをする歌手の気分」と独特の熱気をそう表現しました。
本塁クロスプレーで左ひざ上に裂傷を負い、この試合が復帰5戦目。1回1死一塁、右中間を襲った内川選手の打球を人工芝すれすれでグラブに収め、併殺でピンチを切り抜けました。「飛んできた瞬間は抜かれたと思った」。ダイビングを試みるのではなく、しっかり足を運んでのファインプレーは陽選手ならではの美しさをまとっていました。

3回無死三塁の場面で中犠飛をきっちり運んで先制点をたたき出すと、4回2死三塁からは東浜選手の直球を完璧捉えてライナーで左中間席へ突き刺す12号2ラン。リハビリ中は傷が癒えずに上半身中心のトレーニングでしたが、ナイターの時間にはテレビの前でバットを持ち、イメージを高めていたそう。連続試合出場は442で止まり、20試合欠場を余儀なくされたものの、復帰後は19打数8安打。改めてこのチームに欠かせない1ピースであることを自ら証明してくれました。

先発の中村選手はこの援護を受けて6回途中まで1失点と試合を作り、無傷の4勝目。ホークス戦の連敗も5で止め、貯金を2として2年ぶりに前半戦を勝率5割以上で折り返すことになりました。移動日をはさみ、15日からは旭川スタルヒン球場にライオンズを迎えてのナイター2連戦。背番号1の活躍で息を吹き返し、チームは球宴休み前最後のカードに挑みます。

中村選手<5回2/3 打者26 球数113 安打6 三振1 四死球4 失点・自責1>

先発の中村勝選手

「相手は強力打線ですけれど、気持ちだけは攻めようと強気に腕を振ることを心掛けました。粘り強く投げられたと思いますが、5回、6回と自分でピンチを作ってしまったことは反省しなければなりません。次はより長いイニングを投げて、しっかり試合を作りたいと思います」

栗山語録

中村勝選手を出迎える栗山監督

Q.中村選手が6回途中1失点で4勝目
「いろいろ悔しい思いをしている中で、よく粘った。まだまだだけど、よく頑張ったね」

Q.陽選手の守備は大きかった
「あの一発目の守備で勝ったようなもの。存在感がある。ダイカンの代わりはいない。大きいよね」

Q.近藤選手がダメ押し
「今日は打ったけど、もともと打てると思っている。あれくらいは普通だと思ってい
る。でも、今日のようなことを活かして欲しい」

Q.前半戦は残り2試合
「ひとつでも多く取って後半戦を迎えたい。何がなんでも取りにいくつもりでいきます」

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