2014.09.05 FRI
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広報レポート<得意のマウンド>

2回、先制HRを放った大谷選手
6回、タイムリーのミランダ選手

打たれたのは相手を褒めるしかない当たりばかり。低めに集めるピッチングが冴え渡りました。先発マウンドに上がったのはメンドーサ選手。4回に一旦は逆転を許したものの、打線の援護を味方につけ6回3失点で7月5日以来となる5勝目を挙げました。三者凡退は一度もなかったとはいえ、先頭打者に出塁を許さなかったことがピッチングにリズムをもたらしました。

ここ6試合、勝ち星なし。栗山監督をして「先発の柱」と言わしめる助っ人右腕が、リフレッシュのため、ファームでの調整も経験しました。「勝てない時期は正直、落ち込んだ。でも、みんなが励ましてくれた」。白星を手にはできなくても、信頼が揺らぐことはありませんでした。そして、復活ののろしを揚げる舞台が整っていました。ほっともっとフィールド神戸は5月11日に8回無失点と結果を出した球場。内野も天然芝で、アメリカの球場に近い雰囲気があります。マウンドの傾斜・硬さも合い、メジャーでの実績を持つ男にはすべてがプラスに。「チームの雰囲気もいい。プレーオフに向けて、自分も貢献できるように頑張る」と笑みを浮かべました。

負け投手になった12試合中、10試合は打線が3点以下。規定投球回をクリアしている投手の中でもっともランサポートの少ない男が、6回までに5点をもらい、持ち前の安定感を発揮できる状況となりました。大谷選手の9号ソロで先制点をたたき出し、大引選手は中押し犠飛とダメ押し2点適時打の3打点。バファローズ戦の連敗も5でストップさせ、苦手意識を払しょくしています。シーズンはちょうど120試合を消化。首位と2位のチームを相手にする9試合の初戦を取ったことで、逆転上位進出への楽しみも出てきました。

メンドーサ選手<6回 106球 打者27 安打5〈本塁打1〉 三振7 四死球4 失点・自責点3>

先発のメンドーサ選手

「2軍で一度登板してきているので、今日はリフレッシュした気持ちで投げることができました。打線にも助けられましたし、チームも勝っている状態で降板できたので良かったと思います。唯一悔やむことはT-岡田に与えた死球とヘルマンに打たれたホームランの回でした。他にも無駄な四死球が多かったので、そこだけは次回に向けて調整していきたいと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.メンドーサ選手に久々に勝ち星がつきました。
「勝たせてあげることができて良かった。ここまで来ると『誰が』ということではないので、みんな気持ちが出てて良かったね。」

Q.大引選手のダメ押しが効きました。
「あのケースは難しいよね。ビキらしいよね。あの回はみんな芯に捕らえることができていたし、必死にやっている感じが出ていたね。」

Q.増井選手はセーブがつかない登板でした。
「4点勝っていても点差は関係ない。そんなことは言ってられない。目の前の試合ひとつひとつを勝つだけ。」

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