2014.09.23 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
1
0
0
0
0
2
0
0
1
3
1
0
0
0
3
0
X
R
H
4
9
8
10

広報レポート<10月に向けてのサイクル>

2回、HRの市川選手
7回、タイムリーの中島卓選手

1点を先制しながら押し出しで同点に追いつかれ、嫌なムードが漂った2回でした。2死から7試合ぶりのスタメンマスクをかぶった市川選手が、逆風に負けることなく左翼席へ2号ソロを放ちました。一旦は勝ち越しとなる一発に「これで試合が落ち着けば…」と誰もが思ったことでしょう。しかし、先発・中村選手が乱調で、直後に1死からの四球や守備のミスもあって一気にひっくり返されました。本来の強気なピッチングを見せられなかった右腕は肩を落とし、与えた4つの四球を悔やみました。

9月20日まで16試合続いていた先発陣の初回無失点記録が21日にストップ。土壇場の逆転劇で勝利したとはいえ、大乱戦になったことで戦いの流れが変わってしまったのかもしれません。20日までの月間15試合では立ち上がり3イニングで合計9失点だったのが、この2試合だけで合計11失点。3試合連続で先制しながらリードを守り切れない展開となっています。

144試合という長丁場では、投手陣にも攻撃陣にも全体的な好不調のサイクルは必ずあるものです。ここまでを振り返ると後半戦突入直後の12試合で先発陣は10度のQS(6イニング以上を投げて3自責点以下)を達成しました。しかし、その直後に5試合連続でQSを逃してチームは全敗。そんな状況で迎えた8月12日に中村選手が8回2失点、翌日に浦野選手が1失点完投と再び上昇気流に乗せて8月後半からの“安定期”に入った例があります。クライマックスシリーズ(CS)進出へのクリンチナンバーが「5」まで減り、残り10試合はAクラス確保はもちろん、10月決戦を見据えた戦いも必要となってきます。低調だった打線につながりが見え始めたのは好材料。先発陣がこの低空飛行を短い期間で終わらせることができれば準備は整うことでしょう。浮足立つことなく一戦一戦をしっかりと戦い続けます。

中村選手<2回1/3 60球 打者17 安打5 三振1 四死球4 失点・自責点5>

先発の中村選手

「フォアボールが多かったのが最大の反省です。展開も先に点を取ってもらっていただけに。。。先発として試合を作れず、本当に申し訳ないです。」

栗山語録

栗山監督

Q.先発の中村投手が3回途中で降板という滑りだしでした
「何が悪かったか本人が一番分かっていると思う。(中村)勝に限らずこういう時期だからこそ何と勝負しているのかを改めて考えてほしい。目の前の相手に勝つか負けるか。やられるにしても立ち向かっていかなければいけない。」

Q.7回の攻防が勝負を分けました
「(武田)勝もロングリリーフでよかったからね。あそこで点を与えてしまうと追いつきづらくなってしまうね。」

Q.明日に向けて
「疲れている状況だけれども、まずは点を与えないようにしないとね。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート