2015.06.20 SAT
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広報レポート<敵地での新たな試練>

3回表、ソロホームランを放つレアード選手

ヤフオクドームに新設された「ホームランテラス」が想像以上に手強い敵になっています。フェンスまでの距離は最大5メートル短くなり、かつて投手有利と言われた球場が、いまや打者有利の球場と化しています。昨日の試合ではホークス・李大浩に同点本塁打を打たれ、きょうの試合でも柳田、松田に2本の本塁打を打たれています。全てが「ホームランテラス」へ吸い込まれる本塁打となり、洗礼を浴びる形となっています。

しかし、同じ条件下で行われている以上、ただただ実力がないことを認めるしかありません。レアード選手にもホームランテラスへの11号ソロが飛び出しましたが、試合を決定づける本塁打を放ったのはホークス。そして、本塁打にはある程度の飛距離が求められますが、例え140メートル飛ばしたとしても、入る点数は一緒です。試合を優位に進めるにはこの球場の特徴を把握し、どう活かすか。また、敵地で試合が行われている以上、不利なゲーム展開が強いられるのは当然のこと。敵チーム以上に戦略を練り、どう攻め崩すか。敵地の地形をいかに利用するかが求められます。この2連敗を喫した今、明日の戦いではどう立ち振る舞えるでしょう。再度チームの結束力を高め、怯むことなく攻める姿勢が必要になってきそうです。

先発投手コメント

先発の武田勝投手

武田勝選手
<3回 球数63 打者18 安打8/本塁打1 三振1 四球0/死球1 失点・自責点7>

「自分の力のなさを痛感しました。こういう大事な試合に先発させてもらったのに結果を残せなくて申し訳ない気持ちです。次の登板に向けてしっかり調整するしかないと思います」

栗山語録

「何とかしなきゃいけなかったけど…。(武田勝選手も)何とかしようというのはあった。誰が悪いというのではない。2つ負けたという現実を受け止めて明日頑張るしかない」

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