2015.09.05 SAT
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広報レポート<記録尽くめ>

試合後、栗山監督とハイタッチを交わす有原投手
6回表、ホームランを放ち寿司ポーズをするレアード選手

最後の打者が放った飛球が左翼・石川慎選手のグラブに収まると、有原選手はグラブを叩いて満面に笑みを浮かべました。過去2試合、8回まで相手打線をゼロに抑えながら9回につかまって交代を余儀なくされる屈辱を味わっていた右腕。初めて最後までマウンドを守り切った感覚は格別だった様子でした。「2度失敗しているので、きょうは最後まで行くんだという強い気持ちで9回も投げました」。打たれたヒットは4本だけ。しかも、北海道移転後のルーキーとしては初めての無四球という”箔”までつけたプロ初完投初完封劇で8勝目を挙げました。

打線の派手な援護も、有原選手の背中を押したのは間違いありません。4回2死まで出塁すらできませんでしたが、田中賢選手が投手強襲の内野安打で出塁すると、中田選手が左越えに先制の28号2ラン。神戸の夜空が花火で彩られた直後の6回には、1死から中田、近藤、レアード3選手が3者連続本塁打を放ちました。3年ぶり球団史上10度目の”花火3連発”で、試合の流れは完全にファイターズへ。特に中田選手はシーズン自己最多本塁打を記録するなど、記録尽くめの大勝に華を添えた形となりました。

投打のかみ合った戦いは、まだまだシーズンが熱いことを証明するものでした。公式戦は残り21試合。この勢いを次につなげていきたいものです。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<9回 球数136 打者30 安打4 三振8 四球0 失点・自責点0>

「(完封勝利を)2回失敗してるので、きょう決めることが出来て嬉しいです。ストライク先行でテンポよくいけたのがよかったと思います。(9回は)前回は意識しなかったので今回はあえて意識して上がりました」

栗山語録

Q.有原選手が初完封しました
「こっちからすると素晴らしいというか、やっと普通に投げだしたという印象だね。ブルペンでも凄い球を投げているし、取り組んでることを試合で最後まできっちりやってくれた」

Q.全体的に試合を振り返って
「ちゃんと野球が出来てるのか。しっかりした意識を持ってやらないと野球の神様は許してくれない。試合中に色々と考えさせられたね。ちゃんと肝に銘じてやりたいと思います」

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