2015.09.16 WED
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広報レポート<約1年ぶりの白星>

先発の斎藤佑投手
ゲームセット

守護神・増井選手が最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、先発・斎藤佑選手はダグアウトを出てチームメイトとハイタッチを交わしました。大粒の雨が降る中、斎藤佑選手は確かにウイニングボールを握りしめました。今季は一時中継ぎに転向するなど、再度先発調整してから白星を得るまで長い道のりとなりました。

初回、マリーンズ・加藤に右前安で出塁を許しましたが、後続を三併殺に打ち取り、初回ゼロ発進に成功。4回には四球と左前適時打で1点を許しましたが、それ以降は立て直し、6回を1失点で抑えました。5回まで毎回走者を背負いながらも粘投。「調子はよくなかったんですけど、バックに守られながら6回を投げ切ることが出来ました」。三振はなかったものの、6回を投げ切ったことに自らの自信にもつながったようです。

「352日」ぶりとなった白星。登板間隔が空きながらも、いまやるべきことに集中し調整してきました。試合後の囲み取材では、「ファームで得てきたものは」という質問に対し「ありません」ときっぱり。状態がよかったものを維持してきたと本人は言います。登板間隔が空くなか、「状態を維持しながらきょう勝ちに結びつけることが出来たことが成長したところ」だと言います。客観的に自己評価をする斎藤佑選手。険しい道のりを必死に進んでいるからこそ、堂々と話が出来るのでしょう。残りのシーズンをどう戦い抜くのか、今後の斎藤佑選手の戦いぶりにも注目していきたいところです。

先発投手コメント

先発の斎藤佑投手

斎藤佑投手
<6回 球数77 打者24 安打5 三振0 四球2 失点・自責点1>

「調子はよくなかったんですけど、バックに守られながら6回を投げ切ることが出来ました。投げ切れたことも自信になると思いますし、きょうは早い回に打線の援護があったので野手の皆さんに感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.斎藤佑選手が今季初勝利
「良かったね。うれしかった。結果よりも攻めることを忘れるなと言ってきた。やっときたな、と。あのベースがあれば、らしいピッチングができる。根拠がしっかりとあった。これで自分の行く道が見えてくるだろうね。斎藤が投げると勢いになる」

Q.ホークスの優勝を目前にしてからの3連勝
「申し訳なさはある。でも、意地を見せるのはこれから。斎藤が勝ったことで何を生み出せるか」

Q.レアード選手が30号
「たいしたものだね。こちらもいろいろ学ばせてもらった」

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