2016.04.12 TUE
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広報レポート<完封リレー>

先発の吉川投手
三番手の宮西投手

継投4人目のマーティン投手が9回マウンドに上がり、最後の打者を空振り三振に切るとスコアボードには「0」の数字が並びました。4投手での完封リレー。先発・吉川投手は6回1/3を無失点の好投。前回登板(4月5日西武戦)での反省を十分に活かした投球内容となりました。

先発・吉川投手は2回まで走者を許さず、立ち上がりから上々の滑り出しを見せました。唯一三塁まで走者を進めたのは3回のみ。1死一塁、三塁とピンチの場面でしたが、田中賢選手の好捕に守られピンチを切り抜けました。流れも傾き始め、次の回も3者凡退に抑えるとリズムに乗った吉川投手は安定感のある投球を披露。「緩急を使ったピッチングを心がけていた」と振り返るように、緩いカーブと速いスライダーを駆使して相手打者を有効的に攻めました。これで今季オリックス戦は2戦2勝。相手に苦手意識を植え付けると同時に「試合を作る」という意味では、チームからの信頼を勝ち取る価値ある1試合となりました。

勝利でチームが一歩前進するのと同時に、かつて“盤石のリリーフ陣”として一角を背負ってきた宮西投手も復帰2戦目にして復調の兆しを見せました。8回の頭からマウンドに上がり相手打者を3者凡退に抑える好投。「リリースの感覚が戻ってきてるから、もう少し投げれば良くなるはず」。オフに手術を施してから地道に調整をしてきた宮西投手。順調に進めばチームのプラス材料になることは間違いありません。そして、チームから絶大な信頼を置く中継ぎ陣の要が戻れば“勝利の方程式”の再起にも期待がかかります。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<6回1/3 球数96 打者24 安打3 三振4 四球3 失点・自責点0>

「7回を投げ切らないといけないですよね。仕方ないことなんですけど、フォアボールの出し方がよくなかったです。2者連続で3ボールスタートだったのと、同じボール球でも、もう少しストライクゾーン寄りに投げられれば、見え方も変わっていたかもしれません。全体的には前回登板の反省からうまく修正できたと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.吉川投手を7回途中で交代させて完封リレー
「どうしても勝たないといけない試合をだったから早めに変えた。でも、よく投げてくれた」

Q.大谷選手の好走塁から先制
「あの辺が翔平らしい。よく見ている。使っている以上は積極的に前に行くのは構わない。苦しいときに前に行くのがこのチームの形」

Q.積極的に仕掛けました
「今日に関しては素晴らしかった。どういうふうにしようという意識がはっきりしていた。こういうふうにやらないといけない。流れを持ったまま試合を運べたのは初めてかも」

Q.6連戦の最初を取りました
「最初だから意味があると思っていた。早く元に戻さないと。まず必死になって5割に戻さないといけない」

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